ウイルスと菌の違いって知っていますか?

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何かと病気にかかりやすい子どもたち。流行性の病気や風邪など、次から次にもらってきて、気付けば年中看病に追われている…なんて、親御さんも多いのではないでしょうか? 

子どもたちを取り巻く環境には、病気の原因になるたくさんの 菌 や ウイルス が存在します。よく耳にはしますが、この「ウイルス」と「菌」の 違い をご存じですか?

 今回は、この2つの違いについてお伝えしたいと思います。


ウイルスと細菌はそもそもが違います

ウイルスも、細菌もともに病原微生物ですが、大きく異なる点は、「細胞」の有無です。ウイルスは細胞を持たず、細菌は細胞を持っています。と言われても、細胞の有無と言われても何がどう違うのかよく分かりませんよね。

「ウイルスも菌も悪さをする困ったやつ」と思う人が多いと思います。

この細胞の有無が予防や治療方法にも関わってくるようなので、それぞれの性質について少し詳しく説明します。


菌(細菌)とは?

雨季や夏場のじめっとした季節に気になり出す食中毒。これらは、サルモネラ菌やブドウ球菌、カンピロバクターなどの細菌を原因とした病気です。

細菌は一つの細胞を持った単細胞生物で、自己複製能力を持っています。

つまり、水と糖分などの栄養があり、適度な環境下では独立して生き長らくことができ、なおかつ増殖することが可能です。

身近にある同じ菌類で言えば、カビがありますね。少し気持ち悪いかもしれませんが…思い浮かべてもらえば分かるように、食品のように生命がないものに付着しても、特定の条件下にあれば、増殖します。これが、「菌」最大の特徴です。

補足ですが、カビは菌糸からなる身体を持つ菌類のコロニーを指す通称で、病気を引き起こす病原菌とはまた異なります。

菌自体は顕微鏡でなければ確認できないほどに小さく、肉眼での認識はできません。ですが、自ら増殖し得る微生物「菌」というくくりにおいては同じと言えます。


ウイルスとは?

ウイルスは、蛋白質の中にDNA、RNAといった遺伝子だけを有する極めて単純な微生物です。菌と大きく異なるのは、細胞を持たないために自己増殖するなどの生命活動を行なうことができません。

ウイルスは、生きている他の生物の細胞に宿主して、その細胞の中で自らを複製します。宿主したウイルスは複製を続けて、飽和するとウイルスが細胞から飛び出してしまうので、宿主された細胞は死滅してしまいます。

ウイルスは宿主する細胞が死んでしまうと、また新たな細胞へと寄宿を繰り返すことで、複製していく、という仕組みです。

感染力はウイルスにより異なり、細胞に宿主することのできなかったウイルスは死滅します。


予防法は日々の習慣です

菌にせよ、ウイルスにせよ、感染症を防ぐには健康な体を維持すること、免疫力を高めておくことが第一です。

栄養バランスの良い食事と規則的な生活リズムはもちろん、十分な睡眠と適度な運動は、疲れを貯めにくく、健全なメンタルを維持することに有効です。

手洗いうがいの習慣も侮ってはいけません! 

体内に侵入するリスクが格段に減少します。

おむつ交換やトイレ介助時なども手洗いを確実にしなければなりません。

また、お子さんに多いのが「鼻いじり」です。なぜだか、子どもは鼻に指を入れるのが好きなんですよね…。しかし、これもしてはいけない行為です。鼻の中は細菌などがウヨウヨしていますし、鼻は大事なフィルターでもあります。クセのあるお子さんは注意してあげましょう。

食中毒に対するリスク管理はお母さんのお仕事です。新鮮は食材を選び、適切な保管を行ないましょう。包丁の柄やまな板、布巾は菌の温床になりがちです。

とくに菌の発生しやすい時期などは漂泊除菌に努めましょう。

ウイルス予防には、室温や湿度を適切に保つことも重要です。先に「ウイルスは細胞に寄宿できなければ死滅」と紹介しましたが、細胞に居れなくなったウイルスはすぐに死滅するわけではありません! 

くしゃみなどで空気中に飛沫されたウイルスは、低温・乾燥状態下では1~2日間生きていけるのです。恐ろしい生命力ですね…。

ウイルスに有効な予防法としては、ワクチン(抗ウイルス剤)があります。無毒化したウイルスを体内に入れて、ウイルスに対する免疫を構築するもので「ウイルスに負けない身体を作る」という意味で大変有効です。

よく処方される「抗生剤」というのは、別名「抗菌剤」であるように、菌には有効ですが、ウイルスには効果がありません。

ウイルスには、コレ!という特効薬があるわけではないので、身体の戦う力が重要になります。日頃から、身体の戦う力(免疫力)を高めて、感染症に備えましょう。


まとめ

ウイルスか菌の違いって知っていますか?
ウイルスと細菌はそもそもが違います
菌(細菌)とは?
予防法は日々の習慣です

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