腸内環境とアトピーの意外な関係

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腸は「第二の脳」と言われているのをご存知ですか?

腸は食べ物の栄養を吸収し、便として排泄につなげていく器官と考えられてきましたが、それだけではありません。

最近の研究によれば、腸が体調に大きな影響を与える器官で、腸内環境 の良しあしが アトピー の症状を左右することがわかってきました。

一見、関係のないような腸とアトピーですが、その密接な関係を探ってみましょう。


腸内環境とアトピーの意外な関係

腸の重要な働きとは

腸の主な働きは、食べ物の栄養を体内に吸収し、便として排泄することですが、どんなものでも体内に吸収するわけではなく、体にとって良いものか悪いものかを自ら判断し、悪いものは吸収せずに体外に排出するというバリアの役目をはたしています。

さらに、それをパターン化して記憶することもできます。

そのため、腸にはたくさんの免疫細胞が集まっており、体の中で最大の免疫器官であると考えられています。

また、脳の神経伝達物質の一つ、「セロトニン」という物質のほとんどが腸で作られているという報告もあります。

さまざまなホルモンを生み出し、多くの血管や神経が集まっている腸の状態は体全体に影響します。

腸は私たちの体にとって、大変重要な器官なのです。


腸とアトピーの関係

近年の研究で、腸内環境がアトピーの発症に関係があるということがわかってきました。

腸内環境が乱れると、腸の重要な働きである免疫機能そのものが乱れ、アトピーの発症のリスクが上がるというのです。

そのため、腸内環境を良くすれば免疫機能の乱れも改善され、アトピーの症状の改善も期待されるというわけです。


腸内環境を良くするには

腸にはたくさんの細菌が住みついています。

腸内細菌と呼ばれるものですが、この中には、乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌、大腸菌などの悪玉菌、さらにこのどちらでもない日和見菌の3種類があります。

善玉菌は免疫力を高めたり、消化吸収を促進するなど、腸の働きを高めてくれますが、悪玉菌は腸内を腐敗させたり発がん物質などの有害物質を作り出します。

下痢や便秘を引き起こす原因にもなります。問題は日和見菌です。

日和見菌は、善玉菌、悪玉菌の優勢な方に味方する菌です。

これらの腸内細菌のバランスが崩れると、体に様々な影響が出てきます。

通常、善玉菌、悪玉菌、日和見菌の割合は2:1:7と言われています。

善玉菌を優勢にすることが、腸内環境を良くする鍵です。

そして腸内環境が良くなることで、免疫機能が正しく働き、アトピーの症状を改善させていくことにつながるわけです。


善玉菌を優勢に!

善玉菌を優勢にするためには、どんなことに注意すればよいでしょうか。

まず、野菜などの食物繊維をたくさん取り、腸をきれいな状態にしましょう。

食物繊維は腸に刺激を与え、煽動運動を促してくれます。

その結果、腸をきれいに掃除し、排便として体の外に出してくれるのです。

さらに、善玉菌を多く含む食品をたくさん取り入れることで善玉菌を増やしていくと良いのですが、善玉菌として良く知られているビフィズス菌を多く含むヨーグルトは、かえってアトピーの原因になる場合もありますので、注意が必要です。

その場合、腸内にある善玉菌が増えるようにオリゴ糖を摂ることを心がけてはどうでしょうか。

オリゴ糖は善玉菌のえさになるものです。

オリゴ糖は玉ねぎやにんにく、ネギ、ごぼうなどの野菜類の他、バナナやきな粉にも含まれています。積極的にとるようにしましょう。

逆に悪玉菌は肉食中心、食物繊維不足、甘い物の摂りすぎ、睡眠不足などの不規則な生活などによって活性化すると考えられています。

腸内環境の理想的な善玉菌と悪玉菌のバランスは、善玉菌90%に対し悪玉菌は10%と言われています。

善玉菌を活性化させて日和見菌を見方にできるよう、食生活の見直しとともに、生活習慣もぜひ見直ししていただきたいと思います。

大人も子供も、腸内環境の正常化は大切です。

ぜひ、家族ぐるみで取り組むことで、アトピーの改善だけでなく、家族の健康も保ちましょう。

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