ほおっておかないで!「腸重積」は早期診断!早期治療を!

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tyoujyuuseki

腸重積 はその名の通り、腸の中に腸がもぐりこんで重なってしまう病気です。

まれに大人や大きな子供にもおきますが、主に6か月から2歳ぐらいの小さいお子さんに発症します。

腸がもぐりこむ際に痛みが走り、自然に元には戻りません。

奥に入って重なり合った腸は締め付けられるため、血液が流れにくくなります。
長くそのような状態でいると、腸が壊死していきます。
腸重積は発見が早ければ、もぐりこんでいる腸を造影剤や空気で圧をかけ押し出すことで、元の状態にすることができますが、発症より24時間以上経過しますと、開腹手術となり、壊死した部分を切除するなどの処置が必要になる場合もあります。

腸重積は早い診断と早い治療の開始が重要なのです。


腸重積はどうしてなる?

典型的な腸重積は、小腸の終わりの部分(回腸)が大腸に入り込んでしまうために発症しますが、その原因はよく分かっていません。

腸の壁にあるリンパ組織が腫れて、これが腸の蠕動運動により内側に引きずり込まれてしまうと考えられています。

リンパ組織が腫れる原因として、ウイルス感染が考えられ、風邪が治った後になりやすい傾向にあるようです。

また、女の子よりも体格の良い男の子の赤ちゃんの方に多くみられる病気でもあります。


腸重積の典型的な症状は

腸重積の場合、腸が腸の中にもぐりこんでいく時に激痛が走ります。

それまで機嫌良くしていた赤ちゃんが急に機嫌が悪くなり、激しく泣き出したり、吐いたりすることもあります。

そういった症状を、5分から15分ぐらいの周期で繰り返しするのが、腸重積の症状の特徴です。さらに、泣きやんだときにお腹を触ってみると、ソーセージのようなしこりを見つけることができます。これが、腸が重なり合っている部分です。

また、粘血便が出るのも腸重積の特徴です。

いちごジャムのような粘血便が出てきたら一刻の猶予もありません。すぐ病院へ。この時、血便のついたおむつも忘れずに持っていくようにしましょう。

また、血便が出た時間をメモしておくとよいでしょう。


腸重積の治療方法

腸重積の治療は、発症から24時間がポイントとなります。

24時間以内の治療ですと、ほとんどの場合、肛門から造影剤や空気を入れて圧を加える高圧浣腸で、重なり合っている部分を元の状態に戻す(整復する)ことができます。

うまく整復することができなかったり、発症から長時間経過して高圧浣腸では危険を伴うと判断された時などは、手術をして腸の重なった部分を元に戻します。

腸がもぐりこんでいる状態が長く続いたために損傷がひどく、壊死してしまっている場合は、その部分を切り取ることになり、入院も2,3週間に及ぶようになります。

手術や長い入院は、赤ちゃんにとっても家族にとっても大きな負担となります。

腸重積が疑われる時は、迷わず、急いで病院へ向かうこと。早めに医療機関受診するようにしましょう。


治療の後の注意点 再発を防ぐためには

腸重積は治療をしても、約10%は再発します。原因がわからないまま、2度、3度と繰り返す赤ちゃんもいます。

特に整復後は再発しやすいので注意が必要です。

再発時の症状は、初発時と似ていますので、疑わしい時はなるべく早く病院に連絡して、受診するようにします。

退院後の食事は、しばらくは柔らかく煮たうどんなど、消化の良いものにします。母乳やミルクを飲んでいる場合は、普段通りの量を飲ませても問題はありません。


どうして泣いているの? それは病気のサインかも・・・

赤ちゃんはおむつが気持ち悪いと言っては泣き、お腹がすいたと言っては泣きます。眠い時も、だっこしてほしい時も泣きます。

言葉を発することが出来ない小さなお子さんの病気です。

病気のサインを見逃さず、早急の対応を心がけたいものです。


今回のまとめ

ほおっておかないで!「腸重積」は早期診断!早期治療を!
腸重積はどうしてなる?
腸重積の典型的な症状は
腸重積の治療方法
治療の後の注意点 再発を防ぐためには
どうして泣いているの? それは病気のサインかも・・・

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