夏だけじゃなかった!冬になる「とびひ」について

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あせもや虫刺されなどによってできた患部を、強く掻いてしまうことで菌が皮膚に広がって発症してしまう「とびひ」。

痒がる子供を見ているのも辛いし、触っちゃダメ!というのもなかなか難しいものです

暑い時期にしかできないものかと思っていたら、冬 に発症することもあるそうです。

冬のとびひとは、どうして発症するのでしょうか?

またその対処法はどのようなものなのでしょうか?「とびひ」の原因と治療法や注意点を紹介します。


とびひの原因とは何?

「とびひ」は正式名称を「伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)」と言います。強いかゆみが「飛び火」のように次々に連鎖するため、「とびひ」と呼ばれるようになったそうです。健康な人の皮膚の表面や鼻、喉の中にいる、黄色ブドウ球菌(おうしょくぶどうきゅうきん)または化膿レンサ球菌(かのうれんさきゅうきん)などの常在菌が、虫刺されや傷口などから皮膚の浅い部分に入り込み、増殖することで、水疱や膿疱を作る化膿性の病気です。


とびひの症状はどんなものがあるの?

水ぶくれができるもの

皮膚にできた水ぶくれがだんだん膿をもつようになり、やがて破れて皮膚がめくれてただれてしまいます。かゆみがあり、患部を掻いた手で体の他の部分を触ることにより、症状が体のあちこちに広がっていきます。

かさぶたができるもの

皮膚の一部に膿疱(のううほう)と呼ばれる膿を持った水ぶくれができます。水ぶくれの膜は薄く破れやすく、破れると厚いかさぶたになります。

炎症が強く、発熱やのどの痛みを伴ったり、リンパ節が腫れることもあります。

痒みを伴う水ぶくれやかさぶたに気づいたら、数が少ないうちに早めに病院を受診しましょう。


冬に発症するとびひの原因は?

とびひに感染するのは6歳以下の子供が多く、虫に刺される機会の多い夏場に発生件数が増えることが一般的です。

子供は免疫機能が低く、過度に掻き毟ってしまうため、とびひになりやすいのです。しかし冬場でもけがや虫刺されなどにより、体のどこかに傷がついてしまい、化膿レンサ球菌が皮膚の中に入り込んでしまうと、とびひの症状をひきおこしてしまうのです。

冬のとびひの特徴は、とびひの原因の二つの菌のうち、化膿レンサ球菌によって起こることが多いと言われています。

大人の場合でも冬場に発生するとびひは、免疫機能が低下している時や、ストレスや疲労が続いているときになりやすいようです。

無意識に同じ部分を掻いたり触ったりしているうちに患部が広がります。また、アトピー性皮膚炎の患者には冬でもとびひが発生しやすいと言われています。


とびひの治療法は?

細菌を殺菌するペニシリンないしアモキシシリンなどの抗生物質を服用し、皮膚部には抗菌作用のある抗生剤の軟膏を塗ります。

ただ細菌の種類によっては、従来の抗生物質に対して耐性のあるものも見られるようなので、必ず医師の処方に従って使用してください。

とびひが治るまでは感染拡大が心配されるためお風呂は避けて、シャワーで洗い流しましょう。

分泌液や軟膏をよく洗い流し、シャワーを浴びた後は再び軟膏を塗ります(タオルは必ず患者専用にすること)。

菌をよく洗い流し、清潔に保つことが治りを早くするポイントです。

小さな子の場合、患部に触ってしまわないように包帯などを軽く巻いておくこともよいでしょう。

処方された薬を途中でやめてしまうととびひが再発してしまう可能性がありますので、必ず処方された分を服用するようにしてください。

気をつけなければならないのは、清潔を保つために、爪は常に短く切り、タオルなどを共用しないこと、また子供の鼻ほじりには注意をすることです(鼻の中には黄色ブドウ球菌が常在しているため)。

原因と治療法がわかり、根気よく治せば冬のとびひも完治できることでしょう。


今回のまとめ

夏だけじゃなかった!冬になる「とびひ」について
とびひの原因とは何?
とびひの症状はどんなものがあるの?
冬に発症するとびひの原因は?
とびひの治療法は?

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