知らない間にうつる!手足口病の「感染力」と「感染経路」

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手足口病 が「感染力の強い疾病」である事は、ニュースなどの報道でご存知の方々も多いだろうと思います。

子供の感染にご注意を! 夏風邪の代表「手足口病」” の記事にて、

主な感染経路として、

・飛沫感染(咳やくしゃみにより、空気中のウイルスが口から入り感染)

・接触感染(患者やウイルスの付着した物品と、接触する事による感染)

・糞口感染(糞便から排出されたウイルスが、口を通して感染)

があります。

という記載や、

以下の手段が予防対策として考えられます。

・マスクの装着

・こまめな手洗いやうがい(手洗いの際は石鹸やハンドソープを使用)

・接触感染を防ぐため、患者とタオルや食器、おもちゃなどの共用を避ける

・ドアノブや手すりなど、接触の多い箇所をこまめにアルコールティッシュなどで拭く

・患者のおむつ交換後、よく手洗いをする

といった記載、いわば「概要」を申し上げたわけですが、本記事では、

“手足口病の3つの感染経路の詳細”

“感染を防ぐためにはどのような事を心がけるとよいのか”

といった事に関して、更に詳しく紹介していこうと思います。


手足口病の、「子ども」と「大人」の感染力の違い

感染力は、子どもの方が遥かに強いです。(手足口病の患者の90%は「5歳未満の乳幼児」です。)しかし、症状は子どもの方が軽い事が遥かに多いです。発疹・水泡が見られ、飲食を嫌がる子どもは多いですが、体全体としては元気で、症状が出ている途中でも遊びまわる子どもが多いです。

症状としては軽いのですが、実は、手足口病の原因ウイルスである「エンテロウイルス」は数種類存在するため、1度罹患して完治しても、全てに対して免疫が出来るわけではなく、再度発症する可能性はあります。(これは、インフルエンザと同様ですね。)

一方、大人の場合は、子どもに比べて感染力は非常に弱く、罹患しにくいです。「子どもよりも免疫力が高いから」というのがその理由ですが、それは換言すれば、「心身の調子が崩れて免疫力が低下している時は罹患しやすくなる」という事でもありますので、予防はしっかりと行って下さい。

そして、一度罹患してしまえば子どもよりも重症化してしまいますので、予防に対する心掛けが子ども以上に重要です。


手足口病の3つの感染経路について : もっと詳しく!

飛沫感染

“ウイルスや細菌の保菌者がくしゃみや咳をした時、くしゃみや咳の飛沫に含まれるウイルスが空中を飛び散り、それが他者の口や鼻の粘膜に直接触れる事によって感染する事”

です。

とりわけ、小さい子どもは「咳エチケット」「手洗い・うがい」などの衛生観念がまだありません。ですから、たとえその子自身が保菌者であったとしても咳やくしゃみを遠慮なく行いウイルスを飛散させますので、保育園や幼稚園のような環境では早急に感染が広がっていってしまいます。

接触感染

接触感染には「直接感染」「間接感染」の二種類があります。

直接感染は、

“保菌者の患部に直接触れたりする事”

によって感染する事を指し、

間接感染は、

“既にウイルスや細菌が付着している「生活用品」「玩具」などに触れる事”

によって感染する事を指します。

これらはすぐにご理解頂けるかと思います。

糞口感染

“糞便から排出されたウイルスが飛散し、口を通して感染する事”

です。乳幼児のおむつ交換の後、手の洗浄が不十分な状態で調理・食事などを行った際に感染してしまうのがこのタイプです。


感染予防のために

手足口病のワクチンや特効薬は現在のところ、まだありません。

それでは、どのような事を心がければ、ウイルスの感染を防ぐ事が出来るのでしょうか?

いくつか紹介したいと思います。

保菌者および保菌者の咳・くしゃみにはなるべく近づかない

もちろん、飛沫感染を防止するためです。

手洗い・うがい

これはもう昔から定番中の定番とも言える予防法ですね。

手洗い・うがいは、手足口病のみならず、全ての感染症を予防する為に必須です。

改めて申し上げるまでもないと思いますが、手洗いはきちんと石鹸やハンドソープを使用し、よく洗い流し、よくタオルで拭きましょう。

なお、うがいには正しいやり方があります。(こちらで紹介しておきます。)

①うがいの前にはきちんと手洗いを行いましょう。手洗いを行わずにうがいを始めてしまうと、手に付着しているウイルスや細菌が、コップや水へ付いてしまいます。

②まず口を1~2回ゆすぎます。実は、いきなり「ガラガラペッ」を行うというのは口内のウイルスや細菌を喉の粘膜に運んでしまう事になるため、良くないのです。口内のウイルス・細菌・食べカスなどを洗い流しましょう。

③次に、通常のうがい「ガラガラペッ」を数回(最低3回以上)行います。うがい用の水には、食塩入り(塩水)やうがい薬入りが適しています。うがいをする時に「オ~~ッ」と声を震わせるように発声してうがいをすると、喉の奥の方まで洗浄できます。

④最後にもう一度、口をゆすいで下さい。この時は、口内の塩水やうがい薬の味を落とす程度で結構です。

マスクの着用

これも皆さんご存じですね。

感染しやすい子どもはもちろんの事、大人も着用が必須です。感染した子どもの看病をしている大人が感染してしまい、共倒れになってしまう事が最も憂慮すべき事態ですので……。

また、手足口病を発症してしまうと、子どもよりも大人の方が重症化しやすいため、その意味でも、流行時の大人のマスク着用は必要です。

ストレスを溜めない・軽減させる

免疫力を落とさない為ですね。

特に、手足口病の流行する夏季は「夏バテ」による免疫力低下が起こりやすいですので、「バランスの良い食事」「充分な睡眠」「ストレッチや半身浴でリラックス」といったストレスケアがおすすめです。

タオルや食器、おもちゃなどの共用を避ける

これは接触感染を防ぐためです。入浴後に一緒のタオルを使用する事も避けましょう。

接触の多い箇所をこまめにアルコールティッシュなどで拭く

これも接触感染を防ぐためです。ドアノブや手すり、机や椅子などには特に注意しましょう。

子どものおむつ交換の後、よく手洗いをする

これは糞口感染を防ぐためです。手足口病に罹患した子どものおむつ交換の際には、マスク着用を忘れないようにしましょう。

全般的な注意点としましては、発熱や発疹が治まり見た目には完治していても、ウイルスは約1ヶ月間患者の体内に残存していますので、周囲の患者の症状が治まった後も、これらの予防法を最低1カ月は継続する事をおすすめします。


今回のまとめ

知らない間にうつる!手足口病の「感染力」と「感染経路」
手足口病の、「子ども」と「大人」の感染力の違い
手足口病の3つの感染経路について : もっと詳しく!
感染予防のために

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