「口の痛み」が発病サイン!手足口病の初期症状

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子どもが罹患する夏の代表的な疾病として有名な「手足口病」。

その名の示す通り、手・足・口に症状が出るという事をご存知の方々は多い事でしょう。

今回は、手足口病の代表的な 初期症状 を紹介し、その対処法と共に述べていこうと思います。

(※なお、 “子供の感染にご注意を! 夏風邪の代表「手足口病」” の記事でも紹介しましたように、手足口病というのは、まれに大人も罹患する事があります。本記事では、子どもの症状だけではなく、大人が罹患した場合の症状および対処法についても、紹介していきたいと思います。)


子どもの場合の初期症状

まず、初期症状が見られるようになるまでには潜伏期間があります。

潜伏期間は一般的に3~6日と言われています。

その後、初期症状として以下のような症状が出てきます。

発熱

おおむね38℃未満の発熱(微熱)が見られます。

基本的に子どもの場合は、発熱しても38度以下の微熱で終わることが多く、高熱になる事は少ないのです。

「手足口病=熱が出る」というイメージを持っていらっしゃる方々もおられますが、実際に発熱するのは3人に1人くらいの割合で、発熱しない子どもの割合の方が多いです。

口の中の痛みおよび発疹

手足口病の初期症状として最も特徴的で、最も自覚しやすい症状がこの「口の中の痛み」です。

最初に外見に表れる症状として、口の中に、白くポツポツした発疹が生じます。

これを、始めは「単なる口内炎なのかな?」と判断してしまう方々は多いのですが、普通の口内炎とは異なり、やがて口の中だけでなく、口の周り(唇周辺など)、手のひら、手の甲、足の裏、膝の後ろ、手や足の指の間、人によってはお尻などにも白い水疱が生じ、最終的には、2~3mm程度の赤い水疱性の発疹となります。

これらの発疹、「どこの部位の症状が重くてどこの部位の症状は軽いか」に関しましては個人差があります。(つまり、水泡の出方は人によってまちまちである、という事です。)

また、(これも個人差はありますが、)口の中の発疹には痛みやかゆみを伴いやすい反面、手足の発疹は痛みやかゆみを伴わない場合が多くなります。

発疹は、通常の場合、腫れたり化膿したりする事はありません。

これらの発疹は通常3日~1週間続きます。

頭痛

基本的に発熱によるものです。子どもの場合は、発熱そのものがない事も多いですし、発熱したとしてもそれほどの高熱にならない事が多いため、ひどい頭痛になる事はそれほどありません。

よだれ

これは、「口の中の痛み」が原因です。

口の中の水泡による痛みで、唾液を飲みこむ事を嫌がるため、ダラダラとよだれを大量に垂れ流してしまう子どもは多いのです。

特に、乳児などの小さい子どもの場合には、スタイ(よだれかけ)を首にさげてあげるのもよいでしょう。

食欲不振

これも、「口の中の痛み」が原因です。

手足口病の発疹による痛みは、飲食物の摂取を嫌がらせます。

つまり、厳密に申しますと、「食欲がない」のではなく、「食べたくても、飲食物を口の中に入れると痛いので食べられない」のです。

しかし、水分補給しないままですと脱水症状を起こして危険ですので、充分な水分補給を行って下さい。

子供の感染にご注意を! 夏風邪の代表「手足口病」” の記事でも紹介しましたように、水分補給には水や麦茶を、食事はゼリーやプリン、牛乳や飲むヨーグルトなどがよいでしょう。

「刺激のない飲食物」「軟らかく喉ごしのやさしい消化の良い食べ物」が良いでしょう。

(※まれにですが、子どもでも高熱が生じたり、嘔吐、下痢などの症状が出る事もあります。その場合は、水分補給も難しいですから、早急に小児科の受診を心がけて下さい。)


大人の場合の初期症状

意外に思われるかもしれませんが、手足口病という病気は、子どもよりも大人の方が重症化しやすい疾病です。

潜伏期間および代表的な初期症状は子どもの場合と変わりありませんが、一部異なる部分もありますので、以下、紹介していこうと思います。

発熱

子どもの場合は、「おおむね38℃未満の発熱(微熱)」でしたが、大人の場合は違います。

大人が罹患すると、約3割の方が40度近くの高熱になります。

水泡の痛みが強い

子どもの水泡も痛みはありますが、それは主に口の中の水泡に対してのみであり、手足に生じる水泡に対しての痛みはさほど強くありません。

しかし大人の場合、手足の水泡にも激しい痛みを生じる事が多く、それは「山芋にかぶれた時のような激しい痛痒さ」であるそうです。

爪の剥離

指先へ発疹やかゆみが生じ、1~2ヶ月後に爪が剥がれてしまう事があるのです。

頭痛・筋肉痛・悪寒・倦怠感

これらはもちろん「高熱」による症状です。

全身がだるくて動けない程に、重症化する方もいらっしゃるようです。

嘔吐・下痢

手足口病はウイルス性の疾患ですので、このような症状が見られる場合があります。(子どもにも時折見られる事があります。)


最後に

治療法としては、安静にして自然治癒を待つ事が一番ですが、重症化してしまう前に小児科・内科を受診しましょう。

手足口病の多くは自然に治癒しますが、まれに髄膜炎、脳炎などの重篤な中枢神経系合併症を発症する事もあるため、初期症状の後も、経過を慎重に見守る事が大切です。


今回のまとめ

「口の痛み」が発病サイン!手足口病の初期症状
子どもの場合の初期症状
大人の場合の初期症状
最後に

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