手足口病を患った際の、お風呂の入浴について

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手足口病 は夏季に大流行する事の多い、代表的な子どもの病気です。(患者の約90%は5歳未満の子どもです。)

夏季ですから当然ながら発汗も多く、手足口病に罹患した際に お風呂 の入浴をどうすればよいのか心配な方々も多くいらっしゃると思います。

「入浴する事で発疹が悪化したりしないかな……?」

「家族の他の人達に感染したりしないのかな……?」

このような疑問を持っていらっしゃる方々の為に、今回は、入浴における注意点を紹介していこうと思います。


注意する事

入浴の際は、以下の点に留意して下さい。

発熱がある時はお風呂には入らない方が良い

実は、手足口病の症状が出ている最中であっても、「高熱が出てぐったりしている時」を除けば、シャワーならば浴びても大丈夫です。

発汗を洗い流す事は、清潔の為にも良い事です。

一方、湯船には入るのを控えた方が良いです。なぜかと申しますと、

“湯船に浸かるのは結構体力を使うから”

“体が温まってしまう事によって、患部のかゆみを増してしまうから”

“鼻水や唾液にもウイルスは含まれるため、それらが湯船に入り、湯船を通じて感染してしまう可能性があるから”

“水泡の中にはウイルスが潜んでいるため、潰れて感染してしまう危険があるから”

です。

水泡がひどい場合にはシャワーも控え、子どものお尻(陰部)のみ洗ってあげるようにしましょう。

石鹸やボディソープで体を洗わない

患部を刺激しないようにする為です。

もちろん、熱めのシャワーを浴びたり、垢を落とすためにゴシゴシ洗ったりするのも、刺激が強いので良くありません。

“短時間のぬるま湯のシャワーのみで汗を洗い流す”

これを心がけて下さい。

タオルなど「入浴用具」を共用しない

むろん、接触感染を防ぐためです。

手足口病では、入浴そのものを一緒に行う事よりも、入浴後のタオルの共用をする事による感染率の方が遥かに高いです。

子どもの体を拭いた際に水泡が破れ、その後同じタオルで体を拭いてしまうと、感染の危険が非常に高まります。

特に、お子さんに兄弟がいらっしゃる場合は、兄弟間で同じタオルを使用しては絶対にいけません。

入浴前に、お尻を綺麗に拭いてから入浴する

糞便にもウイルスが含まれていますので、入浴前にお尻周囲の糞便を除去する事によって、糞口感染の危険性がかなり低下します。

<感染者は、家族の最後に入浴する>

これも、感染の確率を少しでも減らすためです。


浴槽に入っても大丈夫なのはいつから?

一般的に、ウイルスの体内残存期間は

“約1ヶ月”

と言われています。一方で、症状そのものはおよそ1週間前後で治まります。

つまり、

“症状が治まった後も、ウイルスはしばらくの間、感染者の体内に存在し続けている”

のです。(もちろん、感染力が弱まっているわけでもありません。)

ですから、ウイルスが完全にいなくなる「最低1ヶ月後」までは、湯船に浸かったり、タオルを共用したりするのは控えた方がよいでしょう。


最後に

繰り返しますが、

“シャワーを浴びる事が可能な体調であれば、シャワーはなるべく浴びた方がいい”

のです。これは、手足口病にのみ言える事ではなく、疾病全般に言える事なのです。

もちろん、かなりの高熱が出ていたり、浴室に行く元気もない程に体が弱っている場合であれば安静にしていた方がよいのですが、

“「病気の時、お風呂に入ったりシャワーを浴びたりしてはいけない」というのは、必ずしも正しくはない”

のです。

なぜならば、

“基本的に、体調が悪い時でも汗をたくさんかくので、発汗を放置しておくと、逆に不衛生になったり発熱したりするので、軽い短時間のシャワーに限れば、むしろ体にとって衛生的だから”

です。

(発汗量の多い夏季であれば尚の事、です。)

ただし繰り返しますが、手足口病の場合は「軽くお湯で汗を洗い流す程度」に止めておいて下さい。石鹸やシャンプーの使用は、患部を刺激し、病状を悪化させる可能性があります。

体を拭くときは、やさしくポンポンとタオルで水気を吸い取るように拭いて下さい。(むろん、タオルの共用は厳禁です。)


今回のまとめ

手足口病を患った際の、お風呂の入浴について
注意する事
浴槽に入っても大丈夫なのはいつから?
最後に

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