子供が腰痛!それ、すべり症や分離症かも?

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腰痛 というと重労働をする人や、お年寄りのもの、そんなふうに思っていませんか?実は子供が腰の痛みを訴える病気があります。

それが今回ご紹介する、すべり症 と 分離症 です。この病気の原因や症状について詳しく説明していきます。


すべり症と分離症ってどんな病気?

すべり症と分離症はどちらも腰椎(腰骨)に見られる疾患です。どちらも症状や原因となる箇所が似ているため見分けがつきづらい疾患です。一般的には激しい運動や腰をひねるスポーツをする子供に多い疾患なのですが小さな子供が発症してしまう場合もあります。

<分離症>

分離症は椎間関節の椎弓(ついきゅう)とういうリング状の部分が分離することによって起こります。腰の曲げ伸ばしや捻り運動の繰り返しで骨が分離すると考えられています。身体の未発達な子供が、激しいスポーツなどで腰に負担をかけると分離症になってしまう場合があります。

<すべり症>

すべり症は、椎骨が前後にずれることによって起こります。分離症と伴って起こることもあり、これを分離すべり症と言います。分離症を伴わないものを変性すべり症と言います。

分離すべり症は骨が分離して、さらにずれている状態なので脊椎の安定が悪くなり、成長期に起こると骨が変形したままになってしまうこともあります。


どんな症状が出るの?

分離症だけでは、自覚症状が出ないこともありますが、長時間立ちっぱなしでいたり、腰を曲げたり特に反らしたりした際に痛みが起きることがあります。この痛みは、骨が分離している部分が悲鳴を上げている状態で、実際に骨が分離している箇所が痛みます。

一方、すべり症は腰部脊柱管狭窄症という症状を伴うことがあるのが特徴です。脊柱管とは、背骨にある中枢神経の通り道のことです。背骨がずれるなどして歪んでしまうと、脊柱管が圧迫され狭くなってしまいます。神経を圧迫するので、腰痛だけでなく、足の付け根などに痺れが出ることがあります。


分離症とすべり症の見分け方

分離した部分は特徴的なレントゲン画像がみられ画像の様子からスコッチテリアの首輪や犬の首輪とも呼ばれています。すべり症の場合、腰部脊柱管狭窄症を合併している場合があるので、前かがみになると腰の痛みが軽減することがあります。これは、前かがみになることによって神経の圧迫が緩み、痛みが和らぐからです。

腰の痛みだけでなく、下肢の痺れなどの症状があれば、すべり症を疑いましょう。


気になる治療法

子供が腰の痛みを訴えるというのは、めったにあることではありませんので、まずは整形外科に行き、専門医の診断を受けましょう。

分離症と診断された場合、まず第一に安静が必須です。コルセットで固定し、痛みの程度によっては鎮痛剤の投与が行われます。骨が離れてしまっている状態なので、骨を固定し骨同士がくっつくように安静を保ちます。それでも骨がくっつかない場合は、手術で骨を繋げることになります。

すべり症の場合は、神経や筋肉にも影響が及んでいる場合があるので、分離症の治療に加え、固定術といった手術が行われることもあります。


日頃からできる予防策

このような辛い治療を受けないで済むように、気を付けたいですよね。特にすべり症は、成長期の子供のスポーツ障害としてよく見られます。子供の成長は早いですから、発見が遅れてしまうと、症状がすごく悪化している状態だった、ということもあります。

腰の骨を支えられる程度の筋肉がついていないのに、腰に負担のかかるような運動を繰り返し行うと、腰の骨に異常が出てしまいます。お子さんが、腰に負担のかかるようなスポーツ(体操やバレエ、野球など)をしている場合は、身体の基礎となる体幹の筋肉をつけるように心掛けると良いでしょう。

また、身体の歪みが骨のずれにも影響してきます。日頃からストレッチなどを行い、身体のバランスを整え、姿勢が崩れないよう心掛けたいですね!


まとめ

子供が腰痛!それ、すべり症や分離症かも?
すべり症と分離症ってどんな病気?
どんな症状が出るの?
分離症とすべり症の見分け方
気になる治療法
日頃からできる予防策

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