しらみに感染した時の治療法と駆除

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保育園や学校での集団感染が度々話題になる頭 しらみ 。強い痒みを伴い子どもたちにとってはつらく、大人にも感染する可能性があるので家族で気をつけたいものです。しらみとはどんなものか、感染した時の 駆除 方法、症状、治療法を紹介していきます。


しらみとは

人間や動物に寄生して吸血をする(血を吸う)ことで生きている昆虫です。移動性は1時間に20センチ程度と低いにも関わらず感染力は強いのが特徴です。

卵から約1週間ほどで幼虫になり、1週間から2週間をかけて脱皮を3回繰り返して成虫になります。その過程で体色が灰白色から灰褐色、灰黒色と変化していきます。放っておくと1ヶ月ほどは生き続けますが、毛髪から落ちてしまうと1、2日で死んでしまいます。

しらみは生命力が強くシャンプーやプールの塩素の中でも生き続けます。完全に死滅させるには熱湯に1分以上漬ける必要があり、衣服などについたものを死滅させるのであれば乾燥機で70℃以上で10分、55℃以上で30分ほど乾熱処理をすると視悦させることができると言われています。

しらみは増加している?

しらみは先進国でも発展途上国でも見られるものでデータ上は増え続けています。しかし、これに関してはしらみ自体が増加しているのではなく、医療や知識の普及によりこれまで発見されていなかったものが発見される様になった結果ではないかとも言われています。

また、殺虫効果のあるシャンプーに抵抗を持ったしらみが増加しているとも言われています。


しらみ症について

頭しらみに感染された状態を「しらみ症」と言います。しらみ症は感染力がとても強いのですが保育園や学校では出席停止にはなりません(一部施設長の判断により出席停止となることがあるようですが稀です)。

症状
  • 強い頭皮の痒み

しらみが吸血をする際に麻酔効果のある唾液を頭皮に注入することで痒みを生じさせます。

感染経路
  • 接触感染

プールや遊びの中で髪の毛が接触することでしらみが移って感染していきます。保育園や学校ではこの接触感染が主な感染経路となります。また家族で同じ布団で寝ている場合にも髪の毛の接触によって子から親へと感染することもあります。

  • 物を介しての感染

しらみ症の人が使ったタオルやクシ、ヘアブラシなどを他の人が使うことで付着していたしらみが感染することがあります。


治療法

しらみに感染したことが分かった時の治療法を紹介していきます。また誤解されたまま広まってしまった民間療法についても少し触れようと思います。

    • 丁寧なシャンプーしらみの卵は毛髪の根元にしっかりとくっついているのでシャンプーや流水によって取り除くことはできません。ただ、羽化した幼虫や成虫に関しては頭皮までしっかりとシャンプーをして洗い流すことで駆除することが出来ます。小さい子どもの場合には洗髪が十分でなかったりしがちなので、しらみ感染がある場合には大人がしっかりと洗ってあげましょう。
    • 専用のクシでのブラッシング卵まで駆除できる一番効果のある方法が丁寧なブラッシングです。一般的なクシでは小さい卵をこそぎ落とすことはできないので専用のクシを使うようにしましょう。

手順
  1. 丁寧にシャンプーをして、幼虫や成虫を洗い流すとともにクシが通りやすいようにします。
  2. 専用のクシを使ってブラッシング。頭皮の根元までしっかりと届くようにして2、3センチ間隔でクシを通していきます。
  3. 一度クシを通したら桶などに張ったお湯でクシを洗います。この時にしっかりと卵が付着していないかを確認してから次の部位に移ります。
  4. 2と3を繰り返していきます。3が不十分だとせっかく取り除いたしらみの卵を別の部位に再付着させてかえって感染部位を広げてしまいます。地道な作業ですが丁寧に進めましょう。
  5. 髪を洗い流してしっかりと乾かして終了です。
  • しらみ駆除用シャンプー

一般には販売されていない薬局で買うことができるシャンプーもあります。殺虫成分が含まれているので用法容量にしっかりと目を通して使用するようにしましょう。

専用シャンプーはしっかりと頭皮までしみ込ませて5分ほどおき、それからしっかりと洗い流します。この時に死滅させたものを取り除く為にリンスをしてクシを通すとしっかりと取り除くことができます。

前述したようにこうした殺虫成分に対して抵抗力を持つしらみも発見されているので、産み付けられた卵が孵る3日ほど置きに使用するのが良いと言われています。

誤解されがちなこと
  • しらみ感染をしたら散髪をしなければならない
    たまにこうした意見も聞かれますが散髪する必要性はあまりありません。勿論髪の毛の長い子ほどより丁寧に駆除する必要がありますし、それだけ確認の手間がかかります。しかし卵が植えつけられるのは頭皮の近く、散髪をしてもしなくても完全除去というわけにはいきません。
  • お酢による殺虫効果
    お酢をシャンプーやリンスに混ぜるという民間療法も存在するようですが、どうやらこれはリンスが今ほど発展・普及していなかった頃のクシをする際の知恵だったようです。今は市販のリンスでもしっかりと髪の毛のクシ通りをよくすることができるのでお酢は必要ありません。また、お酢によるしらみを弱らせる効果や殺虫効果は認められていません。
  • 実際に感染した時のこと
    子供が保育所でしらみをもらってきたようで気がついた時には家族全員にうつっていました。まずはしらみ駆除用のシャンプーと専用の卵までとれる櫛(くし)を購入しました。家族が行動する場所すべてに掃除機をかけ枕などは熱湯につけました。熱湯につけたところ黒いしらみが浮いているのを発見しました。
    お風呂では駆除シャンプーと専用の櫛を使います。熱湯を用意しておきます(やけどには注意してください)シャンプーで洗髪後に専用櫛で髪の根元からブラッシングしていきます
    ブラッシングを1度するごとに熱湯につけます。こうすることにより熱湯でしらみが死滅しさらに感染することを予防できます。ブラッシングは1週間から2週間のあいだ家族で毎日していましたし子供が頭がかゆいと言うと「ブラッシング」という感じで感染を予防していました。


今回のまとめ

しらみに感染した時の治療法と駆除
しらみとは
しらみ症について
治療法

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