咳喘息と気管支喘息の違いは?治療と対策は?

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sekizensoku

喘息と聞くと一般的には「気管支喘息」を思い浮かべるのではないでしょうか。

実は「咳喘息」と「気管支喘息」異なる疾患があります。

「咳喘息」と「気管支喘息」の違いに着目しながら、治療と対策についても説明していきます。


喘息とは

検索エンジンなどで「喘息」を調べると「気管支喘息」が先に出てきます。

一般的に知られている喘息もこの「気管支喘息」をさしていることが多いと思われます。

そして幾つか下を見ていくと今回のテーマである「咳喘息」に関する記事が出てきます。

これらが混同されやすいのは主な症状が一致しているからであり、医師の中には「咳喘息」が悪化して「気管支喘息」に至ると考えている人もいます。

<共通の症状>
  •  長期的に続く咳
  •  炎症などによる気管支の狭窄
  •  アレルギー反応がある場合がある

などです。

<気管支喘息にあって喘息咳にはみられない症状>

・ヒューヒュー、ゼェゼェといった喘鳴や呼吸困難

この様に「咳喘息」は呼吸困難や、喘息の症状として有名な喘鳴が見られないという違いがあります。

また、肺機能検査でも「気管支喘息」では異状が出るのに対して、「咳喘息」では軽度の気流制限が見られたり、気流制限を認められないことがあるという違いもあります。

<喘息咳は風邪が長引くことで起こる>

風邪を引くと様々な症状が出ます。ウイルスが気管や咽頭(のどの辺り)に侵入して炎症を起こすとそれぞれ「気管支炎」、「咽頭炎」と呼ばれるようになります。

風邪の場合ではウイルスを体外に排出しようとして痰が出ます。この時の咳は痰がからんだ咳になります。

この咳が長引いて1月も経つ頃にまで続いていると喉の炎症が慢性化してしまっていることがあります。

この炎症の慢性化とそれに伴う気管支の狭窄が喘息へと移行している経過と言えるようです。


発作の原因と対策

発作の原因となるのはウイルスやハウスダスト、煙草の煙などの刺激や、温度や湿度の変化も影響をします。

お酒や、刺激の強い食材をとったり、運動をすることで発作を起こすこともあります。

喘息をもつ人の気管支は常に感染症にかかっていなくても炎症が認められる為に、本来であれば反応をしない軽微な刺激でも発作を起こしてしまうのです。

その為に上にあげたウイルスやハウスダスト、煙草の煙を吸引してしまったりすると、炎症箇所でアレルギー反応を示して咳が出るのです。

温度や湿度の変化、運動による刺激はアレルギー反応とは言い難いですが、それらの刺激によって炎症箇所が反応を示すので広義のアレルギー反応とも言えるかもしれませんね。

勿論、医学的にはこれらの反応をアレルギー反応とは言いません。

<発作を起こさないようにする対策>

喫煙者の場合には煙草の煙が引き金になりますから禁煙が必要になります。

家族に喫煙者がいる場合にも、副流煙によって煙草の煙を吸い込んでしまうと発作が起きてしまうので禁煙や家庭内での分煙の協力をお願いしましょう。

また清潔な環境をこころがけることで刺激物を少なくすることも大切です。

掃除をしっかりとしてハウスダストやウイルスの繁殖を抑えるようにしましょう。

換気も大切なのでしっかりとしていきたいのですが、換気による温度や湿度の変化でも発作を誘引しますので、換気中は他の部屋に移るなどして工夫をしていきましょう。

アレルギーを持っている場合にはアレルギーの治療も喘息の発作を抑えることに繋がります。


咳喘息の治療

「咳喘息」の治療では抗生物質などの風邪様症状で出される薬はあまり効果がありません。

それよりも気管支を広げる為の気管支拡張薬や気道の炎症を抑えるステロイド薬の服用が効果的です。

もし「咳喘息」であると診断された場合には医師が完治したと判断するまでしっかりと通院をしましょう。

自己判断で勝手に治療を止めてしまうと難治性になったり、気管支喘息へと移行してしまうことになりかねません。

気管支喘息へと移行すると強い発作では呼吸困難を伴うこともありえますし、咳喘息よりも継続した治療が必要になります。

気管支喘息へと移行する前に、風邪がなんとなく長引いていると思ったら医師に相談して咳喘息の早期発見・治療をしていきましょう。


まとめ

咳喘息と気管支喘息の違いは?治療と対策は?
喘息とは
発作の原因と対策
咳喘息の治療

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