子供が細菌性結膜炎!はやり目みたいにうつるの?

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子供がよく目をこすっているので見てみると、目が充血しているということがあります。また、朝起きた時に目やにがいっぱい出ていて、目が開けられないということも。

そんな時に真っ先に思い浮かぶのが細菌性結膜炎です。

結膜炎というと、大人も子供もなりやすい目の病気というイメージがあり、特にあわてて病院に行かなくても、よくある目の病気と思われがちですが、結膜炎は、原因によっては周りの人にもうつすこともある病気です。

細菌が原因で発症した結膜炎は、ウイルスが原因でおきるはやり目のように、他の人にもうつりやすいのでしょうか。

細菌性結膜炎の症状や特徴、注意すべき点を見ていきましょう。


結膜とは?その役割は?

結膜炎という病名はよく耳にすることがありますが、結膜とはどこの部分を言うのかご存じでしょうか。

結膜というのは、まぶたの裏面と白目の表面を覆っている膜のことです。

結膜に覆われている白目は、まぶたを開いている間、ずっと外部にさらされています。

また、結膜はまぶたの裏面から白目の表面へ、袋状になってつながっています。

そのため、結膜は外部からの刺激を受けやすく、異物がたまりやすい状態になっているのです。

さらに涙によっていつも水分があり、細菌やウイルスが繁殖しやすい環境にあると言えるのです。

結膜は、ごみなどの異物が外部から目の奥まで入り込まないように、外部と眼球とを隔てる役割を持つ大切な膜ですが、細菌やウイルスが繁殖しやすく、炎症もおこしやすいのです。


結膜炎の種類

一口に結膜炎といっても、原因によって大きく2つに分けられます。感染が原因で発症する結膜炎とアレルギーが原因でおこる結膜炎です。

感染性の結膜炎は他の人にうつることがありますが、そのうち細菌が原因の結膜炎の場合、感染力はさほど強くありません。

結膜炎をおこす細菌の主なものは、インフルエンザ菌、肺炎球菌、黄色ブドウ球菌など、ごく身近にある細菌です。

症状としては、目やにが多い、白目が充血するなどです。

一方、感染性の結膜炎の中で、ウイルスが原因のものもあります。

こちらの感染力は強く、アデノウイルスが原因のはやり目に代表されるように、タオルを共同で使ったり、同じ洗面器を使うことで周りの家族にも感染が広がってしまいます。

日々の生活上で感染に注意し、広めないように気をつけなければなりません。

白目の充血、目やに、まぶたが腫れるなどの症状があらわれます。

アレルギーが原因でおきる結膜炎は、周りの人にうつすということはありません。

体にとって異物と判断されるものが入ってきたときに、それを排除しようとして免疫機能が過剰に反応し、充血したり、目やにが出る、涙目、かゆみなどがあらわれます。

原因となるアレルギー物質は花粉、ダニ、カビ、ペットの毛など様々です。


細菌性結膜炎の特徴と注意点

細菌性結膜炎は、黄色ブドウ球菌やインフルエンザ菌など、身近な細菌によって発症します。

黄色ブドウ球菌は、のどや鼻の粘膜、皮膚など、体のあちらこちらに存在している菌です。

通常、健康な状態であれば、体の持つ抵抗力で発症することはほとんどありませんが、抵抗力が弱くなっているとき、小さいお子さん、お年寄りや病気療養中の方などは、発症しやすいので注意が必要です。

治療方法は有効な抗生物質の入った点眼薬をさすことで、ほぼ1週間ほどで良くなります。

赤ちゃんの場合、母体からの産道感染によって、クラジミア菌や淋菌による結膜炎を発症することがあります。

淋菌による結膜炎は、進行すると角膜に影響し、視力が低下する場合もありますので、早めに治療を開始するようにしましょう。

また、結膜炎になると新たな細菌に感染しやすくなったり、角膜がにごったり、ドライアイになるなどの合併症をおこすこともあります。

たかが結膜炎とあなどらず、早めに医療機関で診てもらい、しっかり対処するように心がけましょう。

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