子供は嘔吐しやすいと言うけれど対応は?

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子供は大人に比べると、吐くことが多いようです。

赤ちゃんもミルクを飲んだ後に吐くことがありますが、ご機嫌が悪くなければあわてることはありません。でも、いつも問題のない 嘔吐 とは限りません。

子供が嘔吐した時、気をつけなければならない嘔吐とはどんな時なのでしょうか。

それは病院に行くべき? それとも…。


子供は嘔吐しやすいと言うけれど対応は?

嘔吐の仕組みと子供が嘔吐しやすいわけ

体の中に入った食べ物や飲み物は、食道や胃などの消化器官を通りながら消化され、腸で栄養素が吸収されたあと、肛門から便として排出されます。

しかし、この消化吸収の過程の中で、何らかの原因により、胃の中の物が食道や口を通って外に出されること、それが嘔吐です。

体にとって悪いもの、異物を体の外に出そうとする防御反応だったり、腸管などのつまりを解消するための反応として嘔吐をおこすことがあります。

また、嫌なにおいや味、乗り物に乗るなど、外部から脳の嘔吐中枢が刺激されることで嘔吐することもあります。

また、消化器官が炎症をおこしたり、ウイルスや細菌で病気になっている事が原因となって嘔吐することもあります。

さらに子供は大人に比べ、体の様々な部分が未発達です。

胃の内容物の逆流を防ぐ筋肉が未発達だったり、大人に比べると消化器官が弱かったりします。

そのため、胃の内容物を吐きやすいのです。

激しくせき込むだけで吐く場合もあります。しかし、嘔吐の原因は様々で、アレルギーや頭を強く打ったことが原因で嘔吐することもあります。

あわてる必要のない嘔吐から、至急病院を受診する必要な場合もあるので、注意が必要です。


胃腸炎が原因の嘔吐

嘔吐の中で最も多いのがウイルスや細菌による胃腸炎が原因の嘔吐です。

胃や腸などの消化器官が炎症をおこすと、胃腸の働きが弱まります。

胃に炎症がおき、胃の動きが弱まると嘔吐を、その後炎症が腸にまで及ぶと下痢がはじまります。

体からウイルスや細菌を排除しようとして嘔吐や下痢はおこります。

嘔吐や下痢をおこすウイルスや細菌はいろいろありますが、主にノロウイルス、ロタウイルス、アデノウイルスなどのウイルスによる場合が多く、他にサルモネラ菌や腸炎ビブリオ菌などの細菌でも嘔吐をおこすことがあります。


胃腸炎以外の原因でおきる嘔吐

胃腸炎以外でも嘔吐を引き起こす原因は様々あります。

胃腸炎以外の病気が原因の場合

腸閉塞、尿路感染症、熱中症などでも嘔吐することがあります。

食物アレルギー

特定の食品をとることでアレルギーを発症し、嘔吐することがあります。

アレルゲンを排除しようとする防御反応です。

特定の食品をとるたびに、食後5分から2時間以内に嘔吐することを繰り返すような時は、食物アレルギーも考えられますので、医療機関で相談してみましょう。

乗り物酔い

平衡感覚が発達し始める5歳以降になると、乗り物酔いすることも。

乗り物の揺れが三半規管などを刺激することで平衡感覚が乱れ、吐き気や嘔吐を引き起こすことがあります。

頭を強くぶつける

頭を強くぶつけ、脳が圧迫されると嘔吐中枢が刺激され、嘔吐することがあります。

嘔吐したあとは元気になることもありますが、脳挫傷、頭蓋内血腫が隠れているかもしれませんので、頭をぶつけた時は、24時間は注意しましょう。

赤ちゃんの嘔吐、溢乳

ミルクをたくさん飲んだ時や、授乳後にお腹を圧迫するような動きをした時にミルクを戻してしまう、でも赤ちゃんはご機嫌という場合は、溢乳と思われます。

胃の内容物の逆流を防ぐ筋肉が十分に発達していない事が原因で、あわてる必要はありません。


嘔吐、小児科を受診する? しない?

嘔吐することで異物を排除し、そのあとは元気を取り戻す場合もありますが、重大な疾患が隠れていることもありますので、嘔吐した後も様子を見てあげましょう。

ぐったりしている、何度も繰り返し嘔吐する、顔色が悪い、意識がおかしい、激しい腹痛を伴う、嘔吐物に血が混じっているなど、少しでも変だな、と思うような時は、病院を受診するようにして下さい。

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