尿路感染症と夜尿症の見分け方

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尿路感染症と夜尿症の見分け方

yanyousyou

夜尿症 と 尿路感染症。それぞれ小児泌尿器科で診察されるもので、それぞれに別の名前が付いていて症状も異なります。ではどのように違うのでしょうか。


尿路感染症とは

この症状は、おしっこの出るところ(尿道口)から細菌が入り、膀胱の中で菌が繁殖することによって起こります。

2歳ごろまではその差は少ないものの、大きくなると尿道の長さが短い女の子のほうが、男の子に比べて感染症が起きやすいと言われています。

この細菌の感染がが膀胱で起こると膀胱炎、さらに膀胱から腎臓まで拡大すると腎盂炎(じんうえん)を起こします。


尿路感染症の症状について

尿路感染症になるとその症状は年齢によって少しずつ違ってきます。

赤ちゃんの場合は38.5度以上の発熱が起こり、機嫌が悪くぐずぐずと泣くことが多いでしょう。

幼児になると普段トイレは失敗しないのに、パンツを濡らしてしまったり、おしっこのが時に痛がったり、いつもより臭いの強いおしっこが出ることがあります。

また自分の症状を上手く説明できない幼児の場合には、お腹や背中の痛みを訴えることもあります。

小学生以上になると、トイレで排尿のの時に痛みがあると訴えるようになります。

また中には血尿がみられる場合もあります。


夜尿症とは

夜尿症とは赤ちゃんの時代から5才を過ぎたころになっても止まることなく続いている、寝ている間に無意識に排尿してしまう症状のことです。

おねしょのことでは?と思われるかもしれませんが、幼児期の夜尿が「おねしょ」と呼ばれるのに対し、5才から6才以降の夜尿を「夜尿症」と言われているそうです。

おねしょの程度ですが、1週間に1回以上のおねしょがこれまでにずっと続いているとしたら、夜尿症と診断される確率は高いでしょう。

夜尿症は、統計的にみると女の子より男の子に多く見られ、だいたい5歳で15~20%、10歳で5~10%、15歳で1~2%、成人したあとでも、まれに夜尿症が完全に無くならず治療を続ける人が存在します。


夜尿症のおこる原因とその症状

はっきりとした原因が夜尿症にはありません。

しかし夜尿症と診断される子どもに共通して言われていることは、睡眠時の眠りがとても深く、たとえおねしょをして下着や寝具が濡れていても、目が覚めて起きることはほとんど無く朝を迎えるということです。

なので夜中に尿意を感じて起きることもほとんどないと言われています。

乳児のころから続く夜尿には、ストレスなどの関係はあまり考えられず、夜間の尿の量が多かったり、夜間の膀胱にためておける量が少なかったりするために夜尿を起こすことになります。

もし今まで夜尿症ではなかったのに、夜尿症の症状が出たり、以前夜尿症で完治したはずなのに、再度夜尿症と診断された場合は、生活環境の変化や何らかのストレスが原因とになっている可能性があります。


尿路感染症と夜尿症の違い

夜尿症はあくまでも夜間のおねしょのこと言うので、昼間何度も尿を漏らしたりする場合とは異なります。

夜間だけでなく、昼間にも尿意を我慢できずおもらしをしてしまったり何度もトイレに行きたくなる場合は、尿道に細菌が付いて尿路感染症が疑われます。

このような場合は小児泌尿器科にかかることをお勧めします。


尿路感染症と夜尿症を防ぐため

■尿路感染症

尿道口付近を清潔にすること。

女の子の場合は、うんちをしたときに前から後ろにお尻を服用に心がけるように教えましょう。

またおしっこを我慢しすぎると膀胱炎になるので、尿意を我慢しないこと。

便秘だと尿路感染症になりやすいので、食物繊維をとり、ヨーグルトなども積極的に採っていきましょう。

■夜尿症

冷えが尿意をもよおす原因にもなるので、寝る前にお風呂に入ったり温かい食べものを食べたりして、体を冷やさないことが大切です。

また、尿路感染症の場合とは異なり、夜尿症の場合には膀胱に尿をためる量を増やすようにしていきたいので、何度もトイレを促さず、我慢してためて出せるようにしていきたいものです。


まとめ

尿路感染症と夜尿症の見分け方
尿路感染症とは
尿路感染症の症状について
夜尿症とは
夜尿症のおこる原因とその症状
尿路感染症と夜尿症の違い
尿路感染症と夜尿症を防ぐため

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