交通事故後に!脳脊髄液減少症(低髄液圧症候群)の症状の数々

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存
  • 0

SNSフォローボタン

nousrkizuiekigensyousyou-syoujyou

脳脊髄液減少症」とは、その名が示しますように、

“何らかの理由で「脳脊髄液」を包む「硬膜」に傷が入ってしまう事により、持続的・断続的に髄液が減少してしまい(髄液が漏れ続けてしまい)、様々な 症状 が現れる疾病”です。

脳や脊髄の周囲にあります「脳脊髄腔」には「脳脊髄液」という体液が存在しています。

この「脳脊髄液」が持続的・断続的に漏出することによって、様々な症状が顕われるのです。

ちなみに、硬膜に傷が入ってしまう原因としましては、

  • 交通事故

  • スポーツ外傷

  • 転倒による外傷

  • 出産

  • 腰椎穿刺

  • 脱水

などが挙げられます。(また、「原因不明」な事もあります。)

本記事では、脳脊髄液減少症の代表的な症状を紹介していきたいと思います。


脳脊髄液減少症の主な症状

脳脊髄液減少症の症状として、下記のようなものが挙げられます。

頭痛(起立性頭痛)

脳脊髄液減少症の症状で最も特徴的なのが、この

“起立性頭痛”

です。

起立性頭痛とは、その名が示しますように

“起立時(立っている時、座位)に生じる頭痛”

です。

起立する事によって髄液が減少するために脳が下垂し、頭蓋底部の硬膜に異常な圧が加わり、激痛が生じるのです。

「起立する時に生じる」という事ですから、この頭痛は「横になると軽減する」という特徴があります。

他にも、

片頭痛 (局所のみに生じる頭痛)

緊張型頭痛 (身体的・精神的なストレスや、不安が原因となって起こる頭痛)

群発頭痛 (目の奥辺りを針で刺されるような激しい頭痛)

などが、頭痛症状として顕われる事があります。

起立性頭痛に関しまして、注意して頂きたい事が2つあります。

1つ目は、

“起立性頭痛は脳脊髄液減少症「特有」の症状ではありますが、必ずしも全ての患者に現れるとは限らない”

という事です。つまり、起立性頭痛の症状が見られなかったとしても脳脊髄液減少症である可能性はあり得る、という事です。

2つ目は、

“診察時に、起立性頭痛を『患者さん自らが』訴えなければ、病院によっては「原因不明」の診断が下ってしまう事もある”

という事です。なぜならば、

“各々の症状(耳鳴り・光過敏・倦怠感など)ごとに別の診療科を受診した場合、耳鼻科・眼科・内科でも異変が見られないから(本病気は「脊髄液の漏出が原因で神経が引っ張られて起こる症状」であるため)”

です。

そのため、

“過去に外傷経験がある場合”

“起立性頭痛以外であっても、脳脊髄液減少症の症状が見られる場合”

は、その旨を医師にお伝えする事をおすすめします。

首の痛み(頸部痛)

起立性頭痛と並び、脳脊髄液減少症の二大症状と言われています。どちらも

“起立時・体を起こした時に痛みが激しくなる”

のが特徴です。

視機能障害

光過敏・めまい・視力低下・視力変動などが、代表的な症状です。

これらは、

“脳および脳神経が正常に働かなくなってしまったため”

に生じると言われています。

耳鳴り・聴力低下

これらも、

“脳および脳神経が正常に働かなくなってしまったため”

に生じると言われています。

記憶力・集中力・思考力の低下

これらも、

“脳および脳神経が正常に働かなくなってしまったため”

に生じると言われています。

全身症状

全身の、痛み・痺れ・倦怠感などが挙げられます。

これらは、

“脊髄および脊髄神経が正常に働かなくなってしまったため”

に生じると言われています。

自律神経症状

下痢・便秘・排尿回数増加、微熱、異常発汗などが挙げられます。

これらは、

“自律神経が正常に働かなくなってしまったため”

に生じると言われています。


上記症状が原因となって引き起こされてしまう二次症状の数々

上記のような症状が原因となって、退院後も二次症状に苦しんでいらっしゃる方々もおられます。

以下、二次症状をいくつか紹介したいと思います。

うつ病

先述しましたように、

“起立性頭痛は、起立時に激痛を生じ、横になると軽減する”

という特徴があります。そのため、

“苦痛を緩和させるために横になっていると傍目には元気に見えるため、他者から「怠けている」と勘違いされてしまう”

のです。

結果、症状が慢性的に続く事が原因で多大なストレスがかかり、うつ病を罹患してしまう方々が多いのです。

仕事・学業・家事の能力衰退

「記憶力・集中力・思考力の低下」によって、以前より勉強が出来なくなってしまった方々、「起立性頭痛」によって運動時に頭痛で立っていられなくなったり、勉強時に座っているのも苦痛になってしまう方々、頭痛で家事が出来なくなってしまった女性の方々……など、その後の人生や生活にも悪影響を及ぼしてしまうつらい病気なのです。


実は、これで全てではありません

脳脊髄液減少症は、まだまだここには書ききれないほどの様々な症状が報告されています。

「脳」は人体の中でも最も大切な器官です。

全身の「あらゆる箇所に」「あらゆる症状が」生じる危険性があるのです。


今回のまとめ

交通事故後に!脳脊髄液減少症(低髄液圧症候群)の症状の数々
脳脊髄液減少症の主な症状
上記症状が原因となって引き起こされてしまう二次症状の数々
実は、これで全てではありません

SNSフォローボタン

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存