糸くずや輪ゴムでクラッシュ症候群に?

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クラッシュ症候群 という病名を耳にしたことはあるでしょうか?

災害医療の現場を中心に近年知られるようになってきた症状です。

災害はいつでも突然に起こります。

防災用品などの必要性はメディアでも多く取り上げられるようになってきました。

その他にも、いざという時のための知識としてクラッシュ症候群について理解を深めてみませんか?


クラッシュ症候群ってどんな症状?

クラッシュ症候群と聞いてもまだまだ耳慣れない人が多いのではないでしょうか?挫滅症候群と言うこともある症状です。

耳慣れない病名ですけれど、一度災害に見舞われると誰しも陥る可能性のある危険な症状ですので、知っておきたい症状の一つです。

日本もこれまでに震災で大きな被害を受けてきています。

その際に、建物が倒壊したり、土砂崩れが起きたりしてきました。

すると、瓦礫の下敷きにされる可能性があります。

瓦礫の下敷きになっても、救助が直ぐに来て救出されればよいのですが、大きな災害だと救出までに時間が掛かってしまうということもしばしばあります。

そういった時に、体の一部分が長時間圧迫され続けると、血行が悪くなり、次第に体の組織が壊死(えし)し始めます。

その後で救助されるなどして圧迫された状態から解放されると、壊死した細胞から出てきた毒素が血液を介して全身にめぐってしまいます。

すると意識を失ったり、失禁したりという症状が出ることがあります。さらに、心停止を起こしたり、腎不全を起こしたりすることもあるといいます。

一歩間違えば死に至ってしまう恐ろしい症状であるということです。


クラッシュ症候群は軽傷に見えることもあるので注意

今述べた通り、クラッシュ症候群は体を圧迫された状態から解放されたときに起こる症状で、解放された直後は意識もあり継承に見えることも多いと言います。

それが、毒素が全身に回ることで意識を突然失うなどの重篤症状に繋がることがあります。

日本でも阪神淡路大震災や東海地震、記憶に新しいところでは東日本大震災などの震災がありましたが、その折も救助された時には一見軽傷に見えた人が、救助後しばらくして体調が急変したという事例が多数確認・報告されているそうです。


クラッシュ症候群の治療方法は?

クラッシュ症候群は壊死した細胞から出た毒素が血液を介して全身に行き渡ることで引き起こされる症状ですので、血液を浄化する必要があります。

しかし、血液を浄化するためには、血液透析が行える医療設備、環境が必要になります。

災害救助の現場では、ゴムバンドなどで再度圧迫して急激な毒素による血液汚染を防ぐという方法が取られることもあるようです。

ただし、あくまで応急処置であるとともに、締め付け具合などにも配慮がいるので基本的には専門知識を持っている方が行うべきと言われています。

周囲に専門知識を持った人がいない、あるいは直ぐに来られないという場面で、私たちは指をくわえて待つしかないかと言うと、実はできることがあるかもしれせん。

例えば水分補給や患者の体温を保つことも大切なようですので、それらについては手配が出来ることもあるかもしれませんので、専門知識を持った人たちが来るまで出来ることがあれば用意をしたいものです。


災害以外でもクラッシュ症候群は起こり得る

これまで災害現場の例を取って、話をしてきましたが交通事故を始め、重症なケガを負って体の細胞が壊死をすると、今述べたことと同様にクラッシュ症候群を発症する可能性があります。

また、近年、乳幼児など子どもで「元気だったのに突然意識を失った」という話も耳にすることがあると思います。

直接的な暴行で体の細胞が実は壊死していて、時間差で毒素が回り、クラッシュ症候群が死因に繋がっているケースや糸くずや輪ゴムが赤ちゃんの関節部で締め付けていて気づかないうちに血流が止まっていてクラッシュ症候群になったという事例もあるのです。

クラッシュ症候群をはじめ、まだまだ認知度の低く、誰にでも起こり得る症状と言うのはいろいろあると思いますので、これを機にいざという時の為に知識を深めてみるのもいいかもしれませんね。


まとめ

糸くずや輪ゴムでクラッシュ症候群に?
クラッシュ症候群ってどんな症状?
クラッシュ症候群は軽傷に見えることもあるので注意
クラッシュ症候群の治療方法は?
災害以外でもクラッシュ症候群は起こり得る

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