交通事故で残る高次脳機能障害その症状と対処法

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交通事故で残る高次脳機能障害その症状と対処法

koutuujiko

交通事故 や病気などで脳に損傷を受けた場合、後遺症として 高次脳機能障害 が残り、今まで出来ていたことができなくなったり、周りから見て、これまでと人が変わってしまったと感じる場合があります。

体が治っても、脳に残る障害は外からは見えづらく、周りからの理解を得ることも難しい障害です。

さらに子供の場合は、高次脳機能障害の発見が難しく、気になる行動があっても成長過程によるものだとか、親のしつけの問題、性格の問題と思われがちです。

子供の変化に気づき、リハビリや生活の仕方を整えることで、症状の回復や、依然と変わらない暮らし方をすることもできます。


高次脳機能障害の症状

高次脳機能障害とは、交通事故や病気などで脳が損傷されたために、知覚や記憶、学習、思考、判断などの認知機能に障害が起きた状態を言います。

脳の損傷箇所がMRI等の画像検査で確認できることも少なく訴訟でも勝てる可能性が難しいことが多いです。

症状は人それぞれですが、事故や病気の前の記憶が思い出せなかったり、直前に話したことを覚えていられないなどの記憶障害があったり、長時間一つのことに集中できない、言葉がうまく出てこない、急に怒ったり泣いたり、感情のコントロールがうまくできない、計画を立てられない、いきあたりばったりの行動をする、近くにあるものにぶつかることが多いなどの症状があります。

体の治療が落ち着いて日常生活に戻り、以前出来ていたことができない、前と変わってしまったなどと、周りの人が気づくことが多いようです。

また、事故や病気から何年も経過してからわかる場合もありますが示談が成立している場合や因果関係の立証が難しいことがあります。


子供の高次脳機能障害は

子供の場合も、交通事故などにより脳に損傷を受けたりすると、大人と同じように高次脳機能障害があらわれることがあります。

しかし、大人の場合と違って、高次脳機能障害による変化を成長過程によるものと考えてしまい、見落とされてしまうことも多いと言います。

事故後、落ち着きがなく集中して勉強できない、漢字を覚えられない、計算ができない、親に対して攻撃的な態度をとるなどの症状を、反抗期だから、子供の性格だからと思ってしまいがちです。

子供の場合、脳が発達途上であるため、成長とともに症状が変化したり、改善する可能性が高いとされていますので、交通事故などにあったことがある場合には、高次脳機能障害の可能性に気づき、正しく対処することが大切です。


周りの人たちにできること

高次脳機能障害を負ったことにより、一番不安で困っているのは本人です。

事故以前にはできたことができなくなってしまったり、周りの子が出来ることも自分にはできなかったり、急に泣いたり怒ったりと、気持ちをコントロールできずに友達に嫌がられてしまったりすることもあります。

集中できずに学習も遅れがちになり、自信をなくしてしまうこともあります。

周りからは「どうしてできないの」と責められたり、高次脳機能障害がもとでいじめられたりする子供もいます。

高次脳機能障害は、外見的な障害とは違い、一見健康を取り戻しているかのように見えてしまうため、なかなか周りに理解してもらうことが難しい障害です。周りがきちんと対応していかなければ、不登校や引きこもりなどの二次障害を起こすこともあります。

高次脳機能障害を正しく理解し、リハビリなどの適切な治療を受けられるようにしていくことが必要です。

また、生活の中にちょっとした工夫を取り入れることで、高次脳機能障害を持っていても以前と遜色のない暮らし方をすることもできます。

たとえば、記憶障害を持っているなら、カレンダーや手帳、メモ紙などに、しなければならないことを細かく記しておくということも、一つの工夫です。

高次脳機能障害で苦しんでいる子供の気持ちをしっかり理解し、周りの私たちも穏やかな気持ちで接することが大切です。

子供の脳は発達の途中にあります。

回復の可能性を残していますから、焦らずゆったりとした気持ちで見守っていくと共に事故の場合は画像や日記などで些細な出来事もすべて記録しておきましょう。


まとめ

交通事故で残る高次脳機能障害その症状と対処法
高次脳機能障害の症状
子供の高次脳機能障害は
周りの人たちにできること

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