壮絶な戦い「骨肉腫」ってどんな病気かご存知ですか?

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壮絶な戦い「骨肉腫」ってどんな病気かご存知ですか?

kotsunikusyu

子どもに起こりやすいガンの一つである「骨肉腫」。

名前は知っていても、よくわからない親御さんも多いのではないでしょうか。

転移や再発のリスクもあり患者さんは壮絶な治療と向かい合って治療をしています。

今回は「骨肉腫」についてお伝えしたいと思います。


骨肉腫ってどういう病気?

代表的な骨の悪性腫瘍が「骨肉腫」です。

骨を作る細胞がガン化したことで起こる病気で、変異した造骨細胞が正常でない骨を作り出してしまうのも「骨肉腫」の特徴です。

とくに膝関節や股関節、肩関節、顎に近いところに発生する場合がほとんどですが、全身の骨に同時発生する事例もあります。

骨肉腫をそのまま放置していると、腫瘍が増幅して、悪性の腫瘍細胞が離れた臓器に転移してしまいます。

骨肉腫は転移するケースが多い厄介な病気です。

主に肺に転移することが多いのですが、こうなる前に治療に取り掛かることが大切です。

患者さんの約半数が10代、患者さんの2/3が5~24歳までに発症し、20歳未満の発症は全体の約75%にも達します。

盛んに活動する少年期のお子さんに多く発生しており、年間約200人もの新規患者が報告されています。

気になるのはその原因ですが、いまのところ解明されていません。

遺伝子の異常やフッ素がリスクを高めると言われていますが、はっきりとしたところは未だに分かっていません。


始まりのサインを見逃さないで!

初期症状は「痛み」から始まります。それもさして強くないものがほとんどだと言われています。

骨肉腫は、膝や肩などの関節を中心に発症することから、ただの「関節痛」だと思って受診に来た際に発見されるケースもあるそうです。

運動量の多い少年期においては、一見、ただの筋肉痛か関節炎、打撲かなと軽視しがちです。

我慢できるくらいの痛みが継続的に起こる、熱を帯びている、またその痛みが日ごとに強くなる場合などは早急に受診しましょう。

四肢の痛みは、日常でも起こりやすいので見逃しがちですが、骨肉腫に限らず、痛みを放置する事はよくありません。

運動を好むお子さんにおいては、部活動などで身体を酷使している場合もあります。

「レギュラーを取られる」「先輩や顧問に怒られる」などと言ったメンタルな部分から、無理を続けたり整骨院などでの施術すまして病院でのMRI検査やCT検査をしなかったりと成長期における身体への必要以上の負荷は、大人になってから身体の不調として残ることもありますので、後に後悔をしないようにお子さんの身体のサインを見逃さないように、日頃から気をつけてあげましょう。


治療はどうなる? 骨肉腫になると切断?!だけではありません

骨肉腫の特徴の一つが、その進行スピードの早さです。骨肉腫になってから、2年程度経過した時点で、肺に転移、肺がんを発症することはよくあることなのです。

ですから、初期症状が出た時点で、いち早く診断を受け、治療に取り掛かることが治癒への道を開きます。

骨肉腫の治療は、外科療法が不可欠です。現在の医療技術を持ってしても、ガンができた骨を取り除かなければ、完治することは不可能なのです。

しかしながら、以前までの「骨肉腫=四肢切断」ではなくなってきています。

今は人工骨や自分の骨を移植することで、失ってしまった部分を補てんするなどして、少しでも四肢に支障が残らぬように治療を行なうのが一般的になっています。

病状が進行してしまったために、切断を余儀なくされる場合には、義肢という選択があります。想像を絶する治療の後に過酷なリハビリを行うことで、日常生活に支障なく暮らすことも可能なほど、義肢のレベルも向上しています。

また、骨肉腫は抗がん剤がよく効く性質を持ってため、外科治療と合わせて、化学療法を行なうのが一般的ですが子供に使える保険適用の抗がん剤はまだまだ少なく保険適用の抗がん剤で効果の見られない場合や体に合わない場合はやむなく保険適用外の抗がん剤を考えなくてはならず莫大な費用がかかることもあります。

全身に散らばったガン細胞を死滅させて、転移や進行を防ぐという観点から大変重要となってきます。

術後も一年ほどは定期的に化学治療を行ない、再発・転移の予防を行ないます。


お子さんも親御さんもメンタルケアを

骨肉腫は、外科治療、抗がん剤、放射線治療を組み合わせ、医師と十分に相談しながら、最良の治療に臨みます。

どんな病気でも大変ですが、ガン治療はとくに患者の不安や負担は相当なものです。

とくに、四肢を失わなければならない場合はメンタル面でのケアが、身体の治療と同じくらい大切です。

病院には、医師や看護師以外にも、メンタル面での相談を受けてくれるスタッフが従事しています。

病気に対する不安な気持ちなどを話せる環境にあることを促しましょう。

また、親御さんの不安な気持ちも図り知れません。自身でどうすることもできないもどかしさにツラい、今後が心配でならない、ときには親御さんもスタッフに相談しましょう。

きっと、気持ちを受け止めてくれるはずです。一日でも早く、完治されるよう願っております。


まとめ

壮絶な戦い「骨肉腫」ってどんな病気かご存知ですか?
骨肉腫ってどういう病気?
始まりのサインを見逃さないで!
治療はどうなる? 骨肉腫になると切断?!だけではありません
お子さんも親御さんもメンタルケアを

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