子どもにできるいぼ、その正体は? 原因から治療の方法まで

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子どもにできるいぼ、その正体は? 原因から治療の方法まで

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気がつくと 子供にいぼ ができていて、いつの間にか増えているという経験をお持ちの親御さんもいることでしょう。

反対にいつの間にかなくなっていたり。そもそも、いぼって、どんなもの?

いぼができる原因は何?

知っているようで知らないいぼ。

いぼのあれこれについて見ていきましょう。


いぼの基礎知識

いぼは医学用語では「ゆうぜい(疣贅)」と言い、種類もいろいろです。

原因の多くはウイルスで、ほとんどが良性のものです。

原因となるウイルスはヒトパピローマウイルスといい、100種類以上もあり、ウイルスの種類によっていぼの出来る場所や症状が異なります。

子供の場合は、手足に出る尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)であることが多く、指やひじ、膝などに見られます。

いぼの原因となるウイルスが目に見えないほど小さな傷から侵入し、感染します。

感染した細胞が活発に増殖し、正常な細胞を押しのけて、感染細胞の塊ができます。

これが、いぼの正体です。

ほとんどがかゆみや痛みなどの自覚症状はありませんが、足の裏に痛みを伴ういぼができることもあります(足底疣贅)。

いぼの原因はウイルスです

いぼをいじったり削ったりすると、他の部分に広がったり、周囲にうつすこともあります。

免疫機能が低下していたり、小さな傷がある場合は、特にうつる可能性がありますので、使っているタオルを別にするなどの対応をして、広がらないように気をつける必要があります。

いぼが見つかった時は、早めに皮膚科や小児科を受診することが大切です。

また、良性のいぼと思っても、ごくまれに悪性である場合もありますから、自己判断せず、医療機関を受診するようにしましょう。


水いぼは、いぼ?

子供のいぼと聞いて、一番最初に水いぼを思い浮かべる方も多いかと思いますが、厳密に言えば、水いぼといぼは違うものです。

いずれも子供に多いウイルス感染の皮膚病という意味では同じですが、水いぼは伝染性軟属腫ウイルスという別のウイルスによって感染します。

形も違いますし、出る場所も違います。表面が硬く、がさついているいぼと違い、水いぼの表面はなめらかです。

1ミリから5ミリほどの小さな皮膚の盛り上がりが、体のあちこちに出ます。


いぼの治療方法

子供のいぼの多くは尋常性疣贅で、ヒトパピローマウイルスに感染して発症します。

子供はヒトパピローマウイルスに対する免疫がないため、発生しやすいと考えられ、免疫ができれば自然と消えていくものもあります。

しかし大きくなったり、他の場所にうつってしまうこともあるので、放っておくのも考えものです。

いぼの治療方法は、マイナス196度の液体窒素を使う冷凍療法が一般的です。

液体窒素をしみこませた綿棒を押し当てることで、いぼを凍結させるという方法で、少し痛いです。

一度で完了させるのは難しく、何回かにわたって行われます。

いぼの数が多いと、その分、子供にとっては痛みも通院も大きな負担になりますから、いぼが増えて数が多くなってしまう前に、医療機関を受診することをお勧めしたいと思います。

冷凍療法と併用して、免疫力を高めるために、ハト麦の成分から抽出されたヨクイニンという漢方薬を内服する方法をとることもあります。

一方、水いぼの治療は、冷凍療法と、水いぼをピンセットでつまみとる水いぼ取りが一般的な方法です。

いずれの場合も痛みを伴うもので、子供にとってはかなり精神的な苦痛を伴う治療です。

水いぼは自然に治ってしまうことも多いことから、即効性はないものの、時間をかけて塗り薬を使うなどの痛くない治療を勧める医者や、水いぼを無理に治療する必要はないと考える医者もいます。

いぼの治療は時間がかかるものですが、必ず治る、いぼは消えると信じることで、免疫力を高めることも大切です。

免疫力が高まることで、ヒトパピローマウイルスの増殖を抑えることができると考えられているのです。

「いぼいぼ、渡れ」とおまじないを唱えてあげることで、子供はいぼがどこかにいってしまうと信じ、安心します。

こうして免疫力が高まり、実際にいぼが消えてしまうことも。

こんなおまじないが、案外、効くのかもしれません。


まとめ

子どもにできるいぼ、その正体は? 原因から治療の方法まで
いぼの基礎知識
水いぼは、いぼ?
いぼの治療方法

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