子供のアレルギー性鼻炎の症状と原因

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命に関わるような状態はめったにありませんが、鼻がかゆくなったり鼻水がどうしても止まらないと気になるし良い気分ではありませんね。

また アレルギー性鼻炎 が原因になり集中力が散漫になってしまったり、学童期であれば授業に支障が出てしまう 子供 もいるようです。

そんな厄介なアレルギー性鼻炎の症状と原因、どのような治療をするのかを紹介します。


アレルギー性鼻炎とは?

一口にアレルギー性の鼻炎といえども、アレルギー反応を起こさせる原因(アレルゲン=抗原)も様々です。

種類によって症状にも若干の違いが見られます。

<種類と原因>

アレルギー性鼻炎の分類は通年性アレルギー性鼻炎と季節性アレルギー性鼻炎の大きく2種類に分けられます。

通年性のアレルギー性鼻炎では症状が季節を問わずに現れます。

この通年性アレルギーの原因のほとんどはハウスダストであると言われています。

最近はよく聞くようになったこのハウスダストですが、具体的には衣類の繊維をはじめペットのフケやカビ、ダニの屍骸やフンの様な屋内に存在する小さなホコリのことを指します。

この中のどれかや複数がアレルギーの原因になり症状を引き起こします。

症状は日常生活の中では常に起こりえるのですが最も症状が強く出るのは起床時になります。

これは日中には人間が活動していることで宙に舞っていたハウスダストが夜になって床に降りてくることで吸い込みやすくなること、朝方の寒さや、睡眠時の鼻腔内に鼻水が溜まることに起因しています。

季節性アレルギー性鼻炎は花粉症と言うと皆さんピンとくると思います。

花粉症はアレルゲンとなる植物の開花時期と症状が起こる時期が一緒になるのが特徴です。

花粉は春に話題になりますが通年花粉症のアレルゲンになりえる植物はありますから、季節の異なる複数の植物にアレルギー反応が出る方の場合には症状が通年起こり得ます。

<症状>

通年性、季節性どちらにも当てはまる3大症状と呼ばれるものが以下になります。

  • くしゃみ
  • 鼻水
  • 鼻づまり

季節性の場合にはこれらの症状と一緒に、目のかゆみが起こることが多く、のどや皮膚に痒みが出る場合もあります。症状がひどくなると頭痛や身体のだるさにもつながります。


子どものアレルギー性鼻炎の特徴

子どものアレルギー性鼻炎も大人と同じくハウスダストを主とした通年性のものと花粉症と呼ばれる季節性のものもあります。

ただし子どものアレルギー性鼻炎では3大症状のうちくしゃみが見られないことが多く、鼻づまりの症状が大人よりも強く出る傾向にあります。

また年齢が低くなると症状がなかなか判別しづらくなり、代わりに特有の顔つきや仕草をする傾向があるのでそうした変化を見逃さないようにしたいものです。

<小児に見られる特有の顔つき、仕草>

風邪をひいている訳でもないのに、鼻をすすることが多かったり、執拗に鼻をかいてしまうなどが、症状を言葉で伝えることが難しい為によく見られます。

また、鼻が気になることでチック様の動きで、顔(目や鼻、口など部位は異なります)をピクッ、ピクッと動かしたりもします。

チックの様な動きが見られる場合にはアレルギー性鼻炎のように何かしら身体の異常を伝える為のものから、精神的な負担があることで症状が見られることもあるのでかかりつけの医師に相談をするのが良いでしょう。

<子どもは合併症を引き起こしやすい>

子どものアレルギー性鼻炎の大人との異なる特徴としてもう一つ、合併症を引き起こし易いということがあげられます。

気管支喘息やアトピー性皮膚炎、または副鼻腔炎や扁桃肥大などが見られることもあるので、これらの合併症で子どもが尚苦しまないようにしっかりと治療をしていきましょう。


治療方法

病院での治療は薬物療法が中心になります。

薬は内服薬と点鼻薬(または点眼薬)があります。

内服薬は効果が出るまでに時間がかかりますが子どもでも服用しやすいメリットがあります。

点鼻薬などは内服薬に比べ即効性があるのですが、小さい子どもだと嫌がることがあるのでそのお子さんによっては合う合わないがあるかもしれません。

ホームケアや対策として効果があるのはアレルゲンの除去と回避になります。

ハウスダストの場合には掃除を小まめにすることが除去にあたり、掃除中の部屋(掃除中はホコリが舞います)にはお子さんを入れないことが回避にあたります。

こうした要領で、花粉症であればマスクや、帰宅後の手洗いうがいを徹底したり、外着や洗濯物は部屋に入れる前にはたいてからにするなど工夫ができます。

子ども達はぬいぐるみや人形などで遊ぶことがありますが、ぬいぐるみはダニなどハウスダストの原因となるものが付着しやすいので小まめに洗ってあげましょう。

布団もハウスダストの温床になりますのでシーツを換えたり、なるべく天日干しをして、はたいてから家に入れるようにします。

<近年注目されている特異的免疫療法>

近年では治療の一つとして、特異的免疫療法(減感作療法)が注目されています。

この治療法では患者さんのアレルギー症状の原因となるアレルゲンのエキスをごく少量から注射によって体内に入れていきます。

その量を2年から3年という期間で徐々に徐々に増やしていくことで耐性をつけていく治療法です。

長期間通い続けなければなりませんし、すぐに症状が改善する方法でもありませんが、ハウスダストでは8割近くの患者さんに効果が見られ、スギ花粉でも7割ほどの患者さんに効果が現れています。

しかし幾つかの研究では大人と比べると子どもの場合には効果が出る割合が少し下がるというデータも出ているようです。

また少ない確立で副作用が見られることもあります。最も多いのが注射部位がアレルギー反応を起こすことで腫れが生じるもので、全身発赤やショック症状、喘鳴が起こることもあります。

これらの反応は注射後15分以内に見られる為に、特異的免疫療法を行ったクリニックですぐに対応ができる様になっています。


まとめ

子供のアレルギー性鼻炎の症状と原因
アレルギー性鼻炎とは?
子どものアレルギー性鼻炎の特徴
治療方法

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