朝起きれない 学校に行けない…原因は起立性低血圧の場合も!

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朝、子供がなかなか起きてこない、起こしてもだるそうで結局学校に行けないでしまう、ところが昼ごろになれば元気になって、場合によっては昼夜逆転になることも…、といったら、親御さんとしては引きこもりになるのではと心配になってしまいますよね。

それはひょっとすると起立性低血圧によるものかもしれません。

 起立性低血圧 は、起立性調節障害と言い、起き上った時に強い血圧低下があり、そのためにめまいや立ちくらみ、だるいなどの症状をおこします。

不登校や引きこもりの原因が、実は、病気によるものということもあるのです。


朝起きれない 学校に行けない…原因は起立性低血圧の場合も!

子供の低血圧

低血圧というと大人のことではないかと思われがちですが、子供にも低血圧の症状に悩まされている事もあります。

低血圧は文字通り、血圧が低い状態のことで、何らかの原因で急激に血圧が低下する急性のものや、普段から血圧が低い慢性のものがあります。

低血圧ですと、朝が起きられなかったり、立ちくらみやめまいをおこしたり、ひどい場合は一時的に意識を失うこともあります。

子供に起こる低血圧症に起立性低血圧がありますが、これは起立性調節障害と言い、精神的なストレスや環境の変化がひきがねになって、自律神経の調節がうまくいかない事が原因と考えられています。


血圧と自律神経の関係

寝ている状態から起き上がった時の血液は、まだ下半身にたまった状態になっています。

それを元に戻す働きをするのが、自律神経のうち、交感神経です。交感神経が下半身の血管を収縮させ、心臓を活発に動かすことで血流を増やし、血液は元の状態に戻っていきます。

交感神経は、活動する時に働くもので、朝、活動が始まると優位になります。

対して、リラックスしたり休んだりする時に優位に働くのは副交感神経です。

起立性調節障害の場合、何らかの原因で自律神経の調整がうまくいかず、朝に交感神経が働いてくれません。

そうなると血圧の回復が遅れ、血液が下半身にたまったままになり、脳に血が行かなくなってしまいます。

通常、起き上ったときの血圧の回復は平均で17秒と言われており、25秒以上かかる場合は起立性調節障害と考えられます。


起立性低血圧の症状と原因

起立性低血圧の主な症状は、朝起きられない、めまいや吐き気がする、頭痛・腹痛がある、だるいなどの症状や、長時間たっていられず、朝礼などの時に具合が悪くなったりします。

時には意識がなくなることもあります。

しかし、熱があるわけではなく、昼ごろには元気になります。

起立性低血圧、いわゆる起立性調整障害は、思春期前後の子供に多く見られますが、その原因は、急激な成長に対して自律神経の働きが追いつけないためと考えられています。

それまで朝もきちんと起き、生活習慣にも問題がなかったのに、朝、なかなか起きられずに午前中はだらだらとすごすようになるため、怠けているのではないかと誤解されたり、ずる休みだと思われることもあるようです。

本当に朝は調子が悪いのに、親からは怒られ、学校の友達からは「ズル」だ「グズ」だといじめられ、学校に行きたいのに行けず、不登校になってしまう子供も多いといいます。

しかも、起立性調節障害自体を知らない医療従事者も多いということで、不登校児童の3、4割は起立性調節障害だったという調査もあり、周りの正しい理解が必要です。


起立性低血圧とわかったら―その対策は

横になった状態で血圧を測り、起き上ってから血圧が回復するまでに25秒以上かかる場合は、起立性低血圧、すなわち起立性調節障害と考えられます。

起立性調節障害が疑われる時は、内科や小児科で一度検査だけでもしてもらいましょう。

起立性調節障害は、周りの人たちからズルだとか仮病だなどと思われがちです。

この病気を正しく理解し、子供のつらい気持ちをわかってあげることが最も大切なことで、症状の改善にもつながります。

さらに、横になった状態から起き上がる時などは、ゆっくりと時間をかけて、血圧の上昇を待つこと、正しい生活リズムを取り戻すようにし、充分な水分、塩分の摂取を心がけます。

また、運動は症状改善に有効ですので、軽い運動をするように勧めてあげて下さい。

下半身に血液がたまらないように、弾性ストッキングを着用するのも効果があるということです。

これらの生活面での対策をしながら、場合によってはお薬による治療が行われたり、必要に応じてメンタル面のケアがおこなわれることもあります。

朝起きれずに学校に行けない原因は、様々あると思いますが、病気が原因という場合もあるということを、頭の片隅に置いていただければと思います。

その場合、叱咤激励で改善するものではありませんので、ぜひ、専門医に診てもらうようにしてほしいと思います。


まとめ

朝起きれない 学校に行けない…原因は起立性低血圧の場合も!
子供の低血圧
血圧と自律神経の関係
起立性低血圧の症状と原因
起立性低血圧とわかったら―その対策は

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