牡蠣にはノロウイルス?生牡蠣を食べても大丈夫?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存
  • 0

SNSフォローボタン

kaki-norouirusu

冬になるとよく耳にする、ノロウイルスによる胃腸炎の集団感染。

注意報や警報が出ることもあるほどです。

突然、吐き出すように嘔吐したりとか、感染力が強く、ほんの数個のウイルスでもうつったりと怖い話を聞きますが、実際にはどんな症状で、予防法などはあるのでしょうか。

牡蠣が原因という話も聞きますが、冬場は牡蠣の最盛期。食べない方がいいの?


冬に流行する、ウイルス性の感染性胃腸炎

ウイルスや細菌に感染することで発症する胃腸炎の総称を感染性胃腸炎といい、腹痛、嘔吐、下痢などの症状があらわれます。

細菌による感染性胃腸炎は夏場に多く、食中毒、食あたりのことをいいます。

一方、ウイルスによる感染性胃腸炎は、冬季に流行のピークを迎えます。

胃腸炎をおこす病原体のウイルスはノロウイルスやロタウイルスなどがありますが、中でもノロウイルスは非常に感染力が強く、わずか10数個のウイルスでも感染することがあります。

保育園や学校などの施設内で、多くの方が罹患することもあります。


牡蠣とノロウイルス

ノロウイルスというと生牡蠣を連想する方も多いのではないかと思いますが、ノロウイルスは牡蠣だけではなく、ウチムラサキ貝やシジミ、ハマグリといった二枚貝にも蓄積されていることがあります。

これら牡蠣などの二枚貝は、海水に含まれているプランクトンをえさとして食べていますが、海水には下水処理で除去しきれずに河川などから流れて来るノロウイルスも含まれており、次第にその内臓に蓄積されていきます。

ノロウイルスが蓄積・汚染されている牡蠣や二枚貝を、生や、十分に加熱していないような状態で食べると、ノロウイルスが感染、増殖して感染性胃腸炎を引き起こしてしまうのです。

ノロウイルスは加熱処理をすると感染力を失います。といっても60度程度では生存し続けるというデータもありますので、中心部が85度から90度、90秒以上の加熱をするようにしましょう。

冬場は牡蠣の最盛期ですが、ノロウイルスに汚染されていない生食用以外は、しっかり加熱して食べることがお勧めです。

殻付きで購入された場合も同じく加熱処理を十分に行うことでノロウイルスの感染を予防することが大事です。

免疫力の低い子供やお年寄りは食べる際に十分に注意することが大事です。

体調が優れない場合も感染には注意が必要です。


ノロウイルスによる感染性胃腸炎、その症状と潜伏期間、二次感染

ノロウイルスは、10~100個という少ない数でも胃腸炎を発症させます。

潜伏期間は1~2日。突然の下痢、嘔吐、吐き気、腹痛などを伴います。

初期症状で発熱することがありますが、それほど高くはなりません。

感染したからといって必ずしもそれらの諸症状が出るわけではなく、軽い風邪の症状ですむ場合もあります。

しかし免疫力の低い幼児、高齢者などは吐いた物をのどに詰まらせたり、肺炎をおこしたりすることもあり、注意が必要です。

症状は2~3日ほどで治まり、重症化したり後遺症が残ることもほとんどありません。

潜伏期間も含め、回復期でも2~3週間はウイルスが生きていることがありますので、自分や子供が二次感染の感染源とならないよう、注意しましょう。

ノロウイルスは口から感染する経口感染で広がります。

感染者が嘔吐したものや、便を扱う時は、手袋・マスクをしたり、処理後は石鹸でよく手を洗い、嘔吐した場所などをしっかり消毒をするなどの対策をするようにして下さい。


ノロウイルスによる感染性胃腸炎、治療法は

今のところ、ノロウイルスに対する有効な抗ウイルス剤はありません。

そのため、自然治癒力に任せ、回復するよう安静にすることが大事です。

その際、注意しなければならないことは、下痢やおう吐によって脱水症状をおこしがちだということです。水分の補給を積極的にするようにしましょう。

胃腸に負担をかけないよう、湯ざましやお茶、経口補水液、スポーツドリンクなどをあたえます。

乳幼児の場合、水分補給を受け付けず、吐き出してしまうこともありますが、そんな時は、医師に相談してみてください。

また、下痢はノロウイルスを体外へ排出しようとしているためなので、安易に下痢止めを使うことはしないようにします。

下痢止めを使うことで、菌を腸内に閉じ込めてしまうことになってしまうからです。


まとめ

牡蠣にはノロウイルス?生牡蠣を食べても大丈夫?
冬に流行する、ウイルス性の感染性胃腸炎
牡蠣とノロウイルス
ノロウイルスによる感染性胃腸炎、その症状と潜伏期間、二次感染
ノロウイルスによる感染性胃腸炎、治療法は

SNSフォローボタン

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存