咽頭炎(いんとうえん)の症状と治療法は?

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子どもが急に喉が痛いと言い出したらそれは 咽頭炎 にかかってしまっているのかもしれません。

様々なウイルスや喫煙・飲酒また特殊な感染症によって引き起こされる咽頭炎について症状や治療も含め詳しく説明していきます。


咽頭炎とは

咽頭炎とはその名の通りに咽頭(いんとう)と呼ばれる部位に何かしらの原因で炎症が起きることを言います。同じように風邪様症状が表れる上気道炎や扁桃炎も、炎症のできる部位が病名となります。

咽頭とは

咽頭とは口腔、鼻腔、食道の間にある袋状の管を総称した呼び方です。

専門的には上咽頭、中咽頭、下咽頭に分類されている消化器官を形成する一つのまとまりと言えます。呼吸や嚥下(食べ物を飲み込む動作)、発声に関わる大変重要な器官です。

咽頭炎は風邪の様な症状が出るもので、大半は治療の必要がない病気になります。ウイルス感染が主なために免疫力の低い小児は頻繁に咽頭炎(その他の風邪様症状)にかかります。

対策としてはうがいや手洗いの徹底。十分な睡眠や運動、ストレスの少ない良い生活習慣を心がけることです。また自身や子どもが発症した場合には感染を防ぐためにマスクを着用しましょう。


咽頭炎の種類

咽頭炎は以下の大きく3つの種類に分類されます。

・ 急性咽頭炎

・慢性咽頭炎

・咽頭特殊感染症

急性咽頭炎

咽頭炎のほとんどはこの急性咽頭炎と呼ばれるものです。ウイルスが咽頭粘膜に付着することで炎症を起こして、様々な症状を引き起こします。

代表的なウイルスはプール熱を引き起こす「アデノウイルス」、夏季に流行するヘルパンギーナを引き起こす「コクサッキーウイルス」などがあります。また重症化しやすい「溶連菌(A群β溶血性連鎖球菌)」による感染症もこの急性咽頭炎に含まれます。

また稀にですが刺激性ガスなどによる化学物質の吸引が原因で炎症を引き起こすこともあります。

慢性咽頭炎

急性咽頭炎にかかり症状が治まらずに慢性化してしまったものや、煙草による刺激、小児には関係しませんが過度の飲酒などによる継続した炎症を慢性咽頭炎と呼びます。

咽頭特殊感染症

特殊な病原体が原因で起こる咽頭炎を咽頭特殊感染症と呼びます。社会環境の変化などが影響して近年増加傾向にあることから注目されてきています。

以下がよく知られている特殊な病原体です。

・クラミジア

・梅毒

・結核菌

・ジフテリア菌

など。


咽頭炎の症状と治療法

咽頭炎の主な症状は風邪に似た症状です。ただし咽頭特殊感染症や溶連菌感染症は重症化しやすいものもあるので医師の判断が必要です。

主な症状

・喉の痛み(炎症、ただれ)

・耳の痛み

・喉のいがいが感

・発熱

・頭痛

・倦怠感

など。

耳の痛みは直接的に耳の器官に炎症が起きたりしているわけではないのですが、耳と喉が同じ神経を共有している為です。なので子どもの場合には耳の痛みや耳をしきりに触る(気にする)様子があれば咽頭ないしは耳の異変を疑うようにしましょう。

これら主症状の他に以下の症状が見られる場合には、咽頭特殊感染症や溶連菌感染症の疑いがあるので急いで受診をするようにします。

気をつけたい症状

・喉の強い痛み

・喉の粘膜に見られる白い病変

・発疹などの全身症状

など

咽頭炎の治療

咽頭炎は基本的には一過性のもので安静にして様子を見ていれば自然と治ります。

治療が必要な場合と言うのは「アデノウイルス」や「コクサッキーウイルス」の様に発熱を伴うものや、咽頭特殊感染症の様に重症化しやすいものの疑いがある場合です。

咽頭炎の疑いがある場合には耳鼻咽頭科を受診しましょう。

治療の基本は対策と同じで、小まめに手洗いうがいをして咽頭内の清潔を保つことです。

発熱や強い痛みがある場合には対処療法として解熱剤や鎮痛剤が処方されることがあるので医師の指示に従って服用しましょう。

またウイルス感染症の場合には抗生物質が投与されます。

咽頭特殊感染症では各病原体(原因微生物)に対する治療を必要とするので、あまりにも長引く場合には医師に相談しましょう。


まとめ

咽頭炎(いんとうえん)の症状と治療法は?
咽頭炎とは
咽頭炎の種類
咽頭炎の症状と治療法

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