守ってあげたい子供の肌 子供の皮膚病を考える

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存
  • 0

SNSフォローボタン

innnousissinn

女性が憧れる理想の肌、赤ちゃん肌。きめ細かくてふわふわ、弾力や潤いがあって、思わず触りたくなるというのが赤ちゃん肌のイメージです。

しかし、実は、赤ちゃんや小さい子の肌はとてもデリケート。大人の肌に比べると、薄くてとても敏感です。

環境の変化などにも刺激を受け、肌にトラブルを引き起こし、湿疹や皮膚炎などの 皮膚病 を発症してしまうこともあるのです。

しかも湿疹や皮膚炎は痒みを伴うことも多く、小さい子供にとっては痒みを我慢することはなかなか難しいこと。

無意識のうちにかきむしってしまい、悪化させてしまうこともしばしばです。

周りの大人が気をつけて、悪化させないよう手をかけてあげることは大切なことです。


子供の皮膚と大人の皮膚

そもそも子供の皮膚の構造は、大人とはどう違うのでしょうか。

人間の皮膚は、もっとも外側の角質層が持つ、外部の刺激から体を守る「バリア機能」と「保湿機能」により正常で健康な状態を保っています。

しかし、子供の皮膚は、角質層が大人の半分くらいの厚さしかないことに加え、角質層を乾燥や刺激から守る皮脂が、子供の成長過程で分泌量が変化し不安定です。

このため、角質層の持つこれらの機能が十分に発達していないのです。

その結果、こすったり引っ掻いたりという外部からの刺激、乾燥、身近にある細菌の感染などにより、様々な皮膚病を引き起こすことがあるのです。


子供によくみられる肌トラブルは?

乳児期、幼児期に良くみられる皮膚病と対策について見ていきましょう。

乳児期の皮膚病
  1.  「脂漏性湿疹(皮膚炎)

    赤ちゃんにとっては初めての湿疹と言っても過言ではありません。

    新生児期は皮脂の分泌量が増えている時期で、しかも毛穴が未発達。

    髪の毛の生え際、まゆ、鼻の脇など、皮脂の分泌が多い箇所の毛穴がつまり、カサカサした湿疹になります。

    赤くなったり、髪の毛やまゆ毛にフケが出ることも。

    ひどくなると黄色いかさぶたができます。

    肌を清潔にすることと、かきむしらないように爪を切るようにします。

  2.  「おむつかぶれ

    尿や便に含まれるアンモニアや酵素が原因となって起こる炎症。

    おむつをしているところが赤く、ただれたようになります。

    汚れたおむつを長時間当てっぱなしにしない、ぬるま湯で洗ってあげるなど清潔を保つことが大事です。

  3.  「あせも

    赤ちゃんは汗かきです。

    あせもは、汗が皮膚の中にたまることで炎症がおこります。

    白っぽい水ぶくれになるタイプ(かゆみは伴わない)と赤い小さな湿疹ができるタイプ(かゆみを伴う)があります。

    あせもをかき壊すなどして細菌が感染すると「あせものより」という症状になることもあります。

    悪化させないように爪を短くする、清潔を保ち、汗はこまめに流してあげることなどが大切です。

幼児期に多い皮膚病
  1. とびひ

    虫さされやすり傷等にブドウ球菌、連鎖球菌などの細菌が感染・増殖し、かゆみを伴う水疱やかさぶたができます。

    これをひっかくと、他の場所へ飛び火のように広がっていきます。

    腕から背中や足など、離れたところにも広がりますので、早めに皮膚科、小児科を受診しましょう。

  2. 水イボ

    伝染性軟属腫ウイルスの感染による両性のイボです。

    粟粒のように小さいものから大きいものだとエンドウ豆くらいのものがあります。

    色は淡い赤から褐色。その名の通り、水を含んでいるように見えるイボです。

    伝染力は強くなく、6か月~2年ほどで自然治癒する場合も多いのですが、人から人への感染は認められますので、注意が必要です。

    病院での治療は外科的な治療の他、時間はかかりますが、漢方薬の内服や、自宅でイソジンや木竹酢液を利用して治す方法もあります。

  3. アトピー性皮膚炎

    発症の原因ははっきりとは分かっていませんが、遺伝と環境が深く関係しているのではないかと考えられています。

    親がアトピー性皮膚炎を持っていたり、かゆみのある湿疹がなかなか治らない、市販の薬を塗っても症状が良くならないなど、アトピー性皮膚炎が疑われる時は早めに受診し、医者に相談しましょう。


内側からくる肌トラブル

外的な刺激等による皮膚病だけではなく、「はしか」や「りんご病」、「手足口病」など、内側からくる赤みや湿疹などの肌トラブルもあります。

感染病の場合もありますから、疑われる場合は早急に小児科の受診をしましょう。


今回のまとめ

守ってあげたい子供の肌 子供の皮膚病を考える
子供の皮膚と大人の皮膚
子供によくみられる肌トラブルは?
内側からくる肌トラブル

SNSフォローボタン

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存