発達障害と知的障害 違いと共通していること

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hattatusyougai

周りの子供と比べて発達の仕方に差を感じられたり、自分の子供の行動が他の子どもと何となく違うのではないかと思った時、お母さんは不安に思ってしまいます。

ひょっとして発達障害ではないかしら、知能面で遅れているのでは?

他の子供と比べてはいけないと思いながらも、比らべてみて、一喜一憂。初めてのお子さんならなおさらです。

発達障害、知的障害、その違い と、障害がわかったときの心構えについてみていきます。


発達障害と知的障害 違いと共通していること

発達障害が疑われる時

発達障害は生まれつきの障害です。その原因は先天的な脳機能障害と考えられていますが、なぜ、脳機能障害が起こったのかということはわかっていません。

発達障害は年齢とともにあらわれてきますので、ご自身の子育ての仕方やしつけの仕方に問題があったのではと自分を責めてしまう親御さんもいらっしゃいます。

しかし、育て方やしつけ、環境の問題であらわれる障害ではないのです。

また、本人にしっかりしろと叱るのも筋違いです。

先天的な障害ではありますが、乳児期に発見するのはなかなか難しいことです。

障害が疑われる行動がはっきりとあらわれてくるのは、個人差もあって、いつ頃とは言い切れないのですが、幼児期以降という傾向にあるようです。

歩いたり、言葉の発達が遅い、あるものに対する執着が強い、癇癪がひどいなど、他のお子さんとはちょっと違うと感じることがあると発達障害が疑われます。

しかし、ただ単に、ゆっくりとした発達をするお子さんなのかもしれませんので、安易な決めつけは良くありません。


知的障害が疑われる時

一方、知的障害は知的能力の遅れのことで、18歳ごろまでにあらわれます。

知的障害の場合、知的能力が平均よりも明らかに遅れており、周りの支援が必要です。

その原因は、多くの場合、明確ではありません。

しかし、染色体異常などの先天性、出産時のトラブルによる赤ちゃんへの酸素不足、乳幼児期に高熱を発するなど、後天的なことで脳の一部がダメージを受けることが原因となって、知的障害をおこすこともあります。

軽度の知的障害の場合、健常者とは大きく変わらず、大人になっても気づかないままの方もいます。とはいえ、うまくいかない事がたくさんあり、暮らしづらさを感じている人もおり、周りのサポートが必要です。

知的障害の原因が先天性の場合、外見的な異常を伴うことが多く、赤ちゃんのころにわかることもありますが、外見的に何ら異常がない時は、言葉の発達の遅れや行動の遅れで知的障害を疑います。乳幼児検診時に指摘されることもあります。


二つの障害、違いと共通して言えること

発達障害と知的障害は、原因が異なります。

発達障害は脳機能の障害が原因です。そのため、発達障害でありながら、知的障害を伴う場合もあります。

発達障害はコミュニケーション能力や適応能力で診断されますが、知的障害は知能テストなどで測定され、知的能力と適応能力を元に診断されます。

発達障害と知的障害、二つの障害は診断においても重なる部分があると言えます。

いずれの場合も、外見的な特徴がない場合も多く、見た目には健常者とは変わりがありません。

しかし、健常者には簡単にできることもうまくできなかったり、周りに正しく理解がされずに、誤解や不適切に対応されることで、うつ病や引きこもりなどの二次障害をおこしたり、社会生活で苦労したりする場合もあります。

早期に障害を見つけることで、早い時期から適切な療育、適切な支援、適切な周りの理解を得ることができ、それは、子供の発育にとっても大変大切なことです。

障害を認めたくないという親御さんもいらっしゃるかと思いますが、より早い診断によって、暮らしやすい環境と周りの適切なサポートを整えていくことがより重要なことと言えるのではないでしょうか。


まとめ

発達障害と知的障害 違いと共通していること
発達障害が疑われる時
知的障害が疑われる時
二つの障害、違いと共通して言えること

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