小児白血病にみられる初期症状とは?

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現代医学をもってしても未だに原因の究明、特効薬などの完成に至っていない 白血病 。血液のガンという恐ろしい病気であることは周知されていますが、白血病の初期に見られる症状やどういった治療をするのかまでを知っている方は多くないのではないでしょうか。

小児白血病に見られる 初期症状 について、病気の概要にも触れて紹介します。


小児白血病の初期症状

子育て中の、特に就学前の小さなお子さんがいらっしゃる方にとって多い悩みといえば、子どもの体調のことではないでしょうか。子どもは免疫がまだ不完全であったりして感染症にかかりやすいものです。症状が出たり出なかったりを繰り返しながらウイルスなどの抵抗を身につけていきます。

風邪をひくとウイルスを出そうと鼻水が出たり、咳をしたり、体内のウイルスを倒そうと熱を出したりしますね。この中の発熱というありふれた症状には「不明熱」と呼ばれるものがあります。読んで字のごとくなのですが普段の診察によって(その後の症状の悪化や精密検査によって判明したりする)原因が判別できない発熱のことを不明熱と言います。この不明熱の原因として結果的に診断される病気で一番多いのはやはり感染症によるものなのですが、次に多いのが実は悪性腫瘍(ガン)によるものなのです。

これは小児白血病にも当てはまり、後に小児白血病と診断されるケースの多くで、診断前にこの原因の分からない不明熱が見られます。上がったり下がったりと原因が分からない発熱を繰り返すのです。また、リンパが腫れやすい。鼻血を頻繁に出したり、出血が止まりにくかったりする。どこかにぶつけたわけでもないのに内出血が起きる。なども初期症状として見られるものです。

こうした日常の病気やケガの様に思ってしまいがちな症状が原因不明で続く場合には医師に相談する必要がありますので、日ごろからお子さんの体調をしっかりと把握しておきたいものです。


白血病とは?

白血病とは血液のガンのことを言います。原因は不明とされていますが、何らかの外的要因(放射線、電磁波)によって遺伝子が傷つけられてしまったり、遺伝子疾患をもっていたり、生活習慣や食生活など様々な要因が重なった時に発症すると考えられています。

発症すると骨髄の中にある血液を生み出す造血幹細胞がガン化し、やがて無制限に増殖を続ける白血病細胞になります。正常な時には赤血球、白血球、血小板になる造血幹細胞が、それらにならない白血球細胞として増殖することで血液内のバランスが崩れ、血液が正常な役割を果たせなくなる病気です。

血液の役割と異常事態

血液は血漿(けっしょう)という液体と赤血球、白血球、血小板という3種類の細胞でできています。血漿によって全身を巡り、赤血球は酸素を届け、白血球はウイルスなどの外的から身体を守り、血小板は体内外の出血を止める役割を担います。

この3種類の細胞がバランスを保って存在することで私たちの身体は正常に働いているのですが、その細胞に代わって何もしない白血球細胞がどんどん増えていくと3種類の細胞が減り上手く役割を果たせなくなります。そうすることで全身の至る所で身体は不具合を起こすのです。

白血病の症状
  • 失血症状(急な鼻血、歯茎などからの出血、内出血など)
  • 骨の痛み
  • 貧血
  • 免疫力の低下
  • リンパ節の肥大

など

白血病の治療
  • 抗がん剤を用いた化学療法
  • 放射線療法
  • 骨髄移植

治療の流れは、放射線によって白血球細胞を死滅させながら併せて抗がん剤によって腫瘍(ガン)細胞の数を減らしていきます。白血球細胞・腫瘍細胞がなくなると骨髄移植によって正常な血液細胞を造ることができる骨髄を植え替えて再発の予防と、抗がん剤では効果が出ない症状の改善をします。


【関連記事】

急性白血病の症状と治療法は?


白血病の現状とこれから

白血病の現状

小児白血病は7割ほどが急性リンパ性白血病とよばれるもので、2割程度が骨髄性白血病とされ。慢性の白血病はごく稀になります。小児の白血病に絞って言うと現在は治療技術の発展によって白血病での死亡はほとんどなくなっています。5年生存率も9割近くまであがり不治の病ではなくなっているのです。

しかし治療中には免疫力が低下している為に髄膜炎や肺炎などの合併症を起こしやすく、合併症によって命を落としてしまうお子さんもいます。

またガン治療では何よりも命を救うことが大切であり、小児の未完成な身体にも強い薬が必要な場合があります。そうした強い薬の副作用であったり、慢性疾患を抱えて治療予後苦しんでいる子どもと家族がいるのも知っておかなければならない現状です。

白血病のこれから

白血病の根本的な原因の究明、特効薬などの開発はまだ難しいとされています。ですが医療の発展によって亡くなっていたはずの命の多くが救われてきました。今では命を取り留めることだけではなく、後遺症のことにまで配慮した副作用の少ない薬の開発や、治療法の選択ができるようになってきています。


最後に

勇気付けられる一冊です。


白血病闘病800日: 見知らぬ赤ちゃんがくれた大切なもの


今回のまとめ

小児白血病にみられる初期症状とは?
小児白血病の初期症状
白血病とは?
白血病の現状とこれから

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