子どもの腹痛その原因は?

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小さい頃には 腹痛 をよく繰り返します。便秘によるものが多いといわれますが、幼少期であれば排便機能の未発達であったり、心因性のものまで様々な理由でお腹が痛くなります。

腹痛の種類とその 原因 どういった症状の時に気をつけたいかを紹介します。


子どもの腹痛

子どもの腹痛は頻繁に起こるのに、その原因は様々です。

様子を見たり浣腸をしたりとホームケアによって回復するものから、腸の壊死をも招く大きな病気まで多くの腹痛を症状とする病気があり親は心配になりますね。

腹痛の主な病気とその原因を知ることで、すぐに対応ができたり、安心して見守ることができるようになります。

便秘

子どもの腹痛に多いのは便秘によって便やガスが腸内に溜まってしまうことで痛みが生じたものです。数日ウンチをしていない赤ちゃんや乳幼児が急に泣き出したりお腹を気にする様子があれば便秘によるものの可能性があります。

便秘の腹痛は周期的な強い痛みを繰り返したり、時折嘔吐を伴うことがあります。強い痛みを訴えますが排便ができると痛みはなくなり子どもの機嫌も良くなります。

小児科に診てもらう時にも便通の状況を聞かれたり、触診によって腹部の状態を確認します。病的なものでない場合には浣腸を試みることで症状が改善することが多いようです。

浣腸は家庭でも可能なホームケアであるとされています。年齢に合った薬と用量をしっかり守ることで危険は伴いません。赤ちゃんの便秘のホームケアの方法はこちらにも書いてあるので読んでみてください。

便秘かもと思ったら一度浣腸を試してみて、症状が改善されないようなら病院へ連れて行くというのも一つの方法になります。

急性胃腸炎

ウイルスや細菌が体内に入ることで起こる腹痛です。代表的なものではノロウイルスやロタウイルスがあげられ、これら食事を介して起こる急性の消化器官の疾患を食中毒と呼ぶことがあります。

症状は腹痛に始まり、嘔吐や下痢などの消化器症状が起こります。痛みは急に強い痛みがくるのではなく、しくしくとした痛みが続き、下痢の症状がある場合には急な激しい痛みも見られます。細菌によるものであれば発熱や時として血便を伴うことがあります。

治療は必要に応じて抗生物質を用いますが、十分な水分補給と食事療法が重要になります。スポーツドリンクなどは吸収効率がよいとされますが含有される塩分が高く子どもの場合は特に塩分過多になりやすいので医師の指示に従ってあげるようにしましょう。すでに脱水症状が見られる場合には点滴を受けたり、入院になることもあります。

風邪による腹痛

風邪をひいた時にお腹が痛くなることは勿論子どもにもあります。風邪で気をつけたいのはやはり脱水症状と高熱です。それらの症状が悪化しないように医師に相談しながらお腹の様子にも気をつけるようにしましょう。


重症化しやすい腹痛を伴う病気

子どもの腹痛の多くは予後の良い一過性のものになりますが、中には繰り返しひどい痛みを生じるものや、重篤化するものもあります。そんな気をつけたい病気も頭に入れておくといざと言う時の助けになります。

腸重積

1歳未満の赤ちゃんで特に注意をしたいのがこの腸重責です。なんらかの原因で腸の一部が重なることで、折りたたまれるような形になった内側に血液が巡らず最悪の場合はその部分が壊死してしまうこともあります。風邪による腸のリンパの腫れが原因と考えられることもあるので風邪をひいた時にも頭の隅に置いておきたい病気です。

症状は急な強い腹痛を発作的に繰り返します。勿論この月齢では言葉で訴えることはできません。赤ちゃんが急に激しく普段とは違う泣き方をしたら注意が必要です。泣いては止み、泣いては止みを繰り返し、嘔吐することもあります。こういった症状が繰り返されるようならすぐに病院に受診しましょう。腸重積のことをこちらの記事にも書いてあります。

もうちょう(虫垂炎)

小腸と大腸のつなぎ目近くにある袋状の部位が虫垂です。虫垂は草食動物に発達が見られるもので、雑食動物である私たち人間には必要の無いものと考えられていた時期も在ります。近年では腸内細菌のバランスや免疫系に働きをもつことが分かってきています。

この虫垂に糞便などが入ってしまったり、何らかの原因で小腸が腫れを起こし虫垂の入り口を塞いでしまうことで、虫垂が炎症を起こします。

よく知られる病気ではありますが、実は診断が難しいものの一つとされています。症状は吐き気や嘔吐、発熱が伴われ、お腹全体の痛みが徐々に右下腹部に移動していく疼痛の移動が主症状とされています。この疼痛の移動が大人でも明確ではなく、虫垂炎を起こしていても右下腹部には痛みがなく、他の急性胃腸炎や消化器症状と診断されてしまうことがあります。

子どもの場合にはお腹の痛みがどの部位か明確に伝えられないことが多いために、触診で痛みの部位を確認すると共に表情の確認をして実際の痛みが生じている部分を見ていきます。

10代に多く見られる病気ですが幼少期にも起こることはあります。腹痛を訴えたり、様子がおかしい時にお腹を抱えるような姿勢をとり続ける場合には診断をあおぐのが良いでしょう。


心が引き起こす腹痛

最後に心因性の腹痛について触れていきます。心因性の腹痛の場合には病院にかかっても原因が見つからないことが多くあります。

症状としては腹痛や便秘、下痢や食欲不振などが見られます。特徴的なのは遊んでいる時には症状が治まっていたり、登園・登校時にだけ症状が見られたりすることです。決まった曜日にだけ腹痛を訴える例もあります。

登園・登校時にのみ症状が出ることが続くとどうしても「行きたくないから嘘を言っているのではないか?」などと考えてしまうことがあります。特にその時間は親にとっても出社時間であったりと忙しく、心に余裕がない時間帯でもありイライラしてしまうこともあるでしょう。

こういった場合にはやはり安心が大事。まずは「もしかして嘘?」なんて思ってしまっていても、子どもの腹痛を認めて心配しましょう。子どもは意味なく痛みを訴えたり泣いたりはしません。親に何かを訴えたり表現する時には必ず子どもには親に伝えたいことがあるのです。それが上手く言葉にできなかったり、自分でも理由が分からない時にそうした症状や態度として表現されます。

子どもは子どもなりに日々の生活の中でストレスを抱えています。家庭や保育園、学校、人間関係、勉強などその原因は子どもによって異なります。その原因を改善したり上手く付き合えるようになることが治療となるのですが、原因を知るためには親はコミュニケーションを取る努力が必要になります。

もし心因性の腹痛などが見られたら、子どもとの時間を多く取ってあげたり、できる範囲で甘えさせてあげることも必要です。そうした中で子どもがストレスと向き合うことができたり、ストレスは感じても親に話すことで表現することで上手に付き合うことができるようになれば自然と症状は治まります。時にはカウンセラーなどの専門家の力を借りることも大切です。


今回のまとめ

子どもの腹痛その原因は?
子どもの腹痛
重症化しやすい腹痛を伴う病気
心が引き起こす腹痛

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