いつまでも続く下痢や腹痛の原因「吸収不良症候群」とは?

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いつまでも続く下痢や腹痛の原因「吸収不良症候群」とは?

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流行性の胃腸炎にかかった後に、だらだらと続く 下痢 や 腹痛

病気の山は越えたのに、お腹の調子がなかなか良くならない 原因 は「吸収不良症候群」かもしれません。

成長に欠かせない栄養素が十分に吸収できずにいると、お母さんは心配ですよね。

今回は「吸収不良症候群」を中心に、だらだら続く下痢と腹痛の原因についてお伝えしたいと思います。


腹痛や下痢を伴う吸収不良症候群って?

食べた食物のさまざまな栄養素の吸収が阻害された状態を言います。

障害の期間や適度によっては低栄養状態になる場合もあるので、放置せずにきちんと対処することが大切です。

吸収不良症候群には、栄養素の吸収過程自体の異常を原因とする原発性吸収不良症候群と、炎症・手術・腫瘍によって腸粘膜に異常がある続発性吸収不良症候群の2つがあります。


子どもによくみられるのが、「続発性吸収不良症候群」です

一過的にひどい腹痛や下痢に見舞われるロタウイルスやノロウイルスといった、ウイルス感染による胃腸炎により、小腸の粘膜が傷つくことがあります。

傷ついた小腸は、食物の消化・吸収が十分にできずに、結果、下痢や腹痛といった症状を引き起こします。

この状態を「続発性消化不良症候群」といいます。

なかでも、急性の下痢に続き、だらだらと下痢が続くときには「二次乳糖不耐症」の可能性があります。

これは、小腸の損傷によって、一時的に乳糖の消化能力が低下することで起こります。

診断は、簡易の便検査でもできますが、この病気を疑われる病状経過を辿っていたり、軟便~下痢便で酸っぱい臭いのときには、まず食事を変えてみましょう。

乳児なら、乳糖(ラクト)を含まないミルクを使用してみてください。

完全母乳の赤ちゃんならばそのまま母乳を与えてかまいません。

離乳食期なら、乳製品を一時的に休止しましょう。

二次乳糖不耐症ならば、急速に改善していくはずです。

この病気は、1~2週間で自然に回復していくので、薬などは必要ありません。


こんな症状が出たら疑いましょう

食生活は健全な状態なのに慢性的な下痢をしている、体重の減少が見られる場合には一度医療機関に受診しましょう。

消化不良を起こしている状態は、全ての栄養素の欠乏症を引き起こしかねません。

たんぱく質、糖類、脂肪、ビタミン、ミネラル類など、どれも健やかな成長には欠かせないものばかりです。

欠乏しているものによって、体調変化の現れ方は異なります。

脂肪の吸収が不良の時は、脂肪便と呼ばれる油が浮いたような便になります。ドロッとしてツヤがあり、水に浮くのが特徴的です。便器に付いて流れにくいこともあります。

たんぱく質不足のときには、全身のむくみ、皮膚の乾燥などがみられますし、ビタミンA不足のときには、夜盲症(いわゆる鳥目)になります。

鉄や葉酸が不足すると、貧血・疲労が見られます。

こうした症状は身体からのシグナルです。軽視せずにきちんと治療しましょう。

吸収不良症候群以外にも、慢性的な下痢を引き起こす「過敏性腸症候群」もあります。

腹痛や下痢といったもののほか、お腹が鳴る、お腹が張る、ガスがたまりやすいなどといった症状があるときには、過敏性腸症候群の症状ですので、一度消化器内科などを受診しましょう。

排便は、毎日の事ですからお腹の不調は早めに対策し、健康的に過ごせるようにケアしましょう。

<下痢をしているときはスキンケアも忘れずに>

慢性下痢をしているとき、乳幼児はとくにお尻が爛れやすくなります。常に清潔に保つようにしましょう。

我が家では、赤ちゃん期の下痢のときにはその都度、洗面台にお湯を張って、ガーゼでぬぐうように洗い、その後はしっかり乾かしてからおむつを履かせていました。

手間こそかかりますが、肌がただれてからのケアよりはずっと良いですし、清潔な肌を保つ方法としては有効でした。

赤ちゃんの肌は大人の1/3の薄さとも言われています。

きれいに洗浄した後の保湿も忘れずに行ないましょう。


まとめ

いつまでも続く下痢や腹痛の原因「吸収不良症候群」とは?
腹痛や下痢を伴う吸収不良症候群って?
子どもによくみられるのが、「続発性吸収不良症候群」です
こんな症状が出たら疑いましょう

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