子供のバセドウ病知っておきたい基礎知識

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眼球突出、首が太くなる、という外見的な症状が主な症状と考えられる バセドウ病

でも実は、いらいらしたり、動悸がする、汗をかく、指が震えるなど、ちょっと病気とは思えないような様々な症状があらわれます。

成人女性に発症する場合が多いですが、子供にも見られる病気です。

でも、バセドウ病のこと、原因や症状、治療の基礎知識をどれぐらい知っていますか?


子供のバセドウ病-知っておきたい基礎知識

甲状腺の病気、バセドウ病とは

バセドウ病は、自己免疫疾患によって起こる甲状腺の病気です。

ドイツの医師、バセドウ氏が発表した論文からこの病名で呼ばれますが、甲状腺機能亢進症という病気です。

甲状腺で作られる甲状腺ホルモンが過剰に作られることで、体に様々な変調があらわれます。

20~40歳代の女性に多く見られますが、子供にも発症する病気です。

主に思春期以降の子供に発症し、男女比は1:7と女児に多く発症します。

まれですが、幼児にも見られる病気です。


バセドウ病の原因、甲状腺と甲状腺ホルモン

バセドウ病は、甲状腺ホルモンが過剰に作られることで発症する病気です。

甲状腺ホルモンは、のどぼとけの下にある甲状腺という臓器で作られるホルモンで、新陳代謝を促したり、活動に必要なエネルギーを正常に保つなどの役割をしています。

体温を調節したり、脳の働きや内臓の働きを活性化させるなど、体の調子を整えているホルモンと言え、子供の成長にとって、なくてはならない大切なホルモンです。

甲状腺ホルモンは、多くても少なくても体に様々な変調をきたしてしまいますが、どうして甲状腺ホルモンが過剰に作られるようになってしまうのでしょうか。

その原因は、自己免疫疾患によると考えられています。

何らかの原因で自己免疫疾患がおこり、甲状腺が過剰に刺激されて甲状腺ホルモンが過剰に作られてしまうのです。

免疫の異常が起きる原因は明確に解明されていませんが、遺伝やストレスなどが影響しているのではないかと考えられています。


バセドウ病の症状

甲状腺ホルモンが過剰に作られるため、新陳代謝が異常に盛んになります。

休んでいても常に走っているようなもので、疲れやすかったり汗が異常に出る、いらいらする、動悸がする、集中できない、落ち着きがない、学力低下、手足が震える、食欲が旺盛だが痩せるなど、さまざまな症状がみられます。

眼球突出や甲状腺が腫れるために首が太く見えるなどの症状がよく知られていますが、必ずしもあらわれるわけではありません。


バセドウ病の診断と治療方法

バセドウ病の症状は、一見すると病気の症状と直結するようなものではないものも多く、子供の場合など、学校で何かあったのか、怠け癖がついたのか、思春期特有の精神状態によるものではないかと見過ごされがちです。

バセドウ病かどうかは、血液検査によって、甲状腺ホルモン濃度を測定すれば容易に診断することができます。

バセドウ病が疑われる時は、専門医に相談、血液検査をしてもらいましょう。

バセドウ病の治療方法は、内科的治療、外科治療、放射線治療の3つの方法があります。

内科的治療は、甲状腺ホルモンの合成を抑える抗甲状腺ホルモン剤の内服が行う治療法で、1~2か月ほどで改善がみられ、甲状腺の機能は正常化します。

日常生活も元通りに過ごすことができますが、完治までは薬を飲み続ける必要があり、長期にわたります。

外科治療は手術による治療で、甲状腺の一部をのこして多くを切除します。

放射線治療は、甲状腺の細胞を減らすことを目的として放射線ヨードを服用する方法で、原則、18歳以下の患者には行いません。

子供の治療は内科的治療が第一選択となりますが、それにより副作用が生じる場合もあり、その時は他の治療方法(外科治療)に切り替えることもあります。

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