思春期にも起こるバセドウ病!その症状や治療とは?

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思春期のお子さんにも起こるバセドウ病、その症状や治療とは?

basedoubyou

バセドウ病」という病気を耳にした事がある方も多いのではないでしょうか? 

この病気によって歌手活動を休止した絢香さんのニュースで見聞する機会もありましたね。

この病気、大人の病気と思われがちですが、思春期のお子さんでも発症することがあります。

今回は、「バセドウ病」の 症状 や治療などについてお伝えします。


バセドウ病は甲状腺の病気です

バセドウ病は「甲状腺機能亢進症」といい、その名の通り甲状腺の機能に問題が生じてしまう病気です。

慢性的に炎症を起こした甲状腺では、本来、身を守るための自己免疫機能が異常をきたし、自己抗体(自分の身体を攻撃してしまう抗体)が作られ、過剰にホルモンが生成されます。

これによって、さまざまな症状が引き起こされる自己免疫疾患の一つです。

バセドウ病は、20~30代の女性に一番多く見られますが、子どもにも見られる病気です。

小児期においては思春期以降に多く、15歳未満の発症はバセドウ病患者の約5%と低い数字ですが、稀に発症することもあります。

また、甲状腺の病気と聞くと女性特有のものと思いがちですが、約1:7の割合で、男児にも発症する可能性があります。

バセドウ病はある程度遺伝との関係があると言われていますが、遺伝だけで起こるわけではなく、また、必ず遺伝するというものでもありません。

親御さんに病歴があり、心配な場合には、小学校入学前くらいをめどに一度診察するのもいいでしょう。

しかしながら、小児の発症する確率は大変低いですので、不必要に神経質になることはありません。


バセドウ病の症状とは?

バセドウ病の三大徴候には、

1・びまん性甲状腺腫大

  甲状腺が腫れて大きくなり、首が太くなったような形状になる

2・頻脈

  脈が速くなること。息切れや動機などの循環器症状が現れる

3・眼球突出

  目が前方へ出てくる、瞼の腫れなども見られる。

があります。

3の眼球突出はバセドウ病の症状としてよく知られていますが、成人患者と比べると、小児では症状として現れることは稀です。

他にも、甲状腺ホルモンが過剰分泌されることで、多汗、体重の減少、軟便・下痢のほか、疲れやすくなったり、手足に震えなどが見られます。

また、小児の場合には集中できなかったり落ち着かないなどの精神症状から、学業の成績が低下するなどの二次的に影響が出ることもあります。

特に「頻脈」はバセドウ病の症状として出やすいですので、息切れ・動機がしやすくなったなどの体調の変化には注意が必要です。

バセドウ病を疑う症状があるときは、まずかかりつけの小児科に相談しましょう。

なお、検査・診断・治療には内分泌疾患の専門外来を持つ小児科の受診が必要になります。


バセドウ病の治療について

小児のバセドウ病の場合は、治療は投薬が基本になります。

抗甲状腺ホルモン剤の内服を2~3年以上の長期服用を中心に、副作用を考慮しつつ、医師と相談しながら治療を行ないます。

バセドウ病は新陳代謝が亢進のためにエネルギーを多く消耗するので身体が疲れやすい状態にあります。

大人でもそうですが、身体が疲れているときは気持ちもなかなか浮かないものです。

加えて病気の影響から、中核神経系も亢進するため、怒りっぽくなったりイライラすることもあります。

メンタルのコントロールも難しく、身体の調子も悪いとなれば、大変辛いものです。

日常生活に大きく支障をきたしてしまう「バセドウ病」、少しでも症状があるときには一度、受診しましょう。

自己免疫疾患と聞くと怖い病気に聞こえますが、きちんとした診断と治療によって、症状を軽減・改善することは可能です。

お子さんが「疲れた」「だるい」をよく言うようになった、怒りっぽくなったり妙に明るくなったりメンタルにばらつきが異様に感じるときには注意しましょう。


まとめ

思春期のお子さんにも起こるバセドウ病、その症状や治療とは?
バセドウ病は甲状腺の病気です
バセドウ病の症状とは?
バセドウ病の治療について

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