バセドウ病かもしれない…何科を受診すればいい?

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首が太くなったり、目が飛び出してくる。バセドウ病というとそんな症状が思い浮かびますが、バセドウ病 の症状はそれだけではありません。

動悸がしたり手指が震える、いらいらする、たくさん食べているのに痩せていく、落ち着きがないなどの症状も見られます。

バセドウ病というと大人の女性に多いというイメージがありますが、子供にも発症する病気です。

子供にバセドウ病が疑われる時、病院なら 何科 を受診するとよいのでしょうか。

内科? それとも小児科? 検査の方法は?


うちの子、いらいらしてバセドウ病かもしれない…何科を受診すればいい?

バセドウ病ってどんな病気?

バセドウ病は甲状腺の病気です。甲状腺というのは、のどぼとけの下、気管の前にあり、甲状腺ホルモンを分泌して代謝を正常に保つ働きをしています。

甲状腺ホルモンというのは、新陳代謝を促進する重要なホルモンで、この甲状腺ホルモンが過剰に分泌(亢進)されることで起こる病気がバセドウ病です。

甲状腺機能亢進症とも呼ばれています。男性よりも女性の方が発症する割合が多く、男性の約3~5倍と言われています。

年代的には20歳から40歳代の女性に多いようですが、バセドウ病は子供にも発症します。

子供の場合も女児の発症割合の方が男児よりも多く、小・中・高校生になるにつれ、だんだん増えていきます。


バセドウ病の原因は?

バセドウ病は、甲状腺から分泌される甲状腺ホルモンの過剰分泌が原因でおきる病気ですが、なぜ、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されるのかは、まだ明確にはわかっていません。

しかし、遺伝、ストレスや過労、成人女性では出産などが、その要因となっているのではないかと考えられています。


こんな症状があるとバセドウ病?

バセドウ病の主な症状は、眼球が飛び出してくる、のどぼとけの下のあたりが腫れて首が太く見えるなどがよく知られる症状ですが、実はそれだけではありません。

安静状態なのに動悸がする、頻脈、手指が震える、よく食べるのに痩せてきた、いらいらする、落ち着きがない、体がだるい、など、一般的に良く見られる症状もあり、バセドウ病と判断するのが難しい場合もあります。

子供の場合は眼球が飛び出してきたり、首が太くなるなどの身体的な症状よりも、むしろ、いらいらする、集中力の低下など、情緒や行動面の症状があらわれます。

そのため、反抗期や思春期だからと思われがちです。落ち着きがない、成績が下がる、夜尿が続く場合もあります。

また、甲状腺ホルモンは、新陳代謝を活発にするだけでなく、成長ホルモンの分泌を促進させるために、過成長がみられるなどの症状があらわれることも。


子供がバセドウ病かも…検査や治療は?

眼球が突出してきたり、首が太くなってきたという身体的な症状が必ずしもあらわれるわけではありません。

むしろ子供の場合は、集中できない、いらいらするなどの精神神経症状があらわれる場合が多いので、気になる症状がみられる場合は、一度病院を受診するようにしましょう。

子供は自分の症状をうまく伝えられないでいるかもしれません。

反抗期だ、思春期だからと即断することなく、子供の様子をよく見て話を聞いてあげて下さい。

バセドウ病が疑われる場合は、内分泌疾患専門外来のある小児科を受診するようにしましょう。

診断は血液中の甲状腺ホルモンの濃度を測定することで容易にできますので、血液検査により診断されます。

バセドウ病と診断された場合、治療は内科的治療、外科的治療が主ですが、子供の場合は、内科的な治療が第1選択となります。

甲状腺ホルモンの合成を抑える薬の内服が行われ、甲状腺の機能が正常に戻るまで飲み続ける必要があります。

その間、自宅での安静が必要だったり、学校に通う場合は体育の授業は休むなど、運動はしない、部活はお休みするなど、制限されることも多いですが、甲状腺機能が正常になれば、日常生活は普通に送れるようになりますので、長く付き合う気持ちで、しっかり向き合ってほしいと思います。

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