再び増加!最近の頭しらみ事情

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存
  • 0

SNSフォローボタン

atamasirami

頭しらみ」というと、戦後、頭から白いDDTの粉をかけられている子供たちの写真を真っ先に思い出します。衛生的になった現代の日本にはしらみなんていないはず、と思うのは大間違いです。なんと、頭しらみが子供たちの中で増加の傾向というのです。

海外渡航者の増加に加え、長髪の増加、暖房の普及などが引き金となって、頭しらみが再び増えていると言えそうです。頭しらみって、人間にどんな悪さをするのでしょうか。


頭しらみとは

しらみは昆虫の仲間で、とりついた生物の血や体液を吸う、寄生生物です。

そのうち人間に寄生するしらみは、ヒトジラミとケジラミがあります。

ヒトジラミのうち、アタマジラミは人の頭に寄生し、頭皮から血を吸い、髪の毛に卵を産みつけるのです。

戦後、発疹チフスの蔓延を抑えることを目的として、頭しらみを退治するために、DDTという殺虫剤を頭からかけてしらみを駆除するということが行われていました。

その後、毒性の強いDDTは、人にも環境にも悪影響を与えることから使用が禁止されました。

強力な駆除剤が使えなくなってしまった事も関係して、しらみの発生が再び増加の傾向となっているのです。


頭しらみがいるとどうなる?

<かゆい>

頭しらみは人の血を吸います。頭に住み着き、頭皮から血を吸う際に唾液を注入するのですが、その唾液にアレルギー反応を起こし、激しい痒みを感じるのです。

あまりの痒さにかきむしり、その傷がもとでとびひになったりと、二次的なトラブルを起こす場合もあります。

<うつる>

頭しらみはうつります。

幼稚園や小学校などの集団で感染が広まることもあるので、注意が必要です。

不潔だからしらみがうつる?

 いえいえ、そうではありません。

た、プールなどで感染しやすいのではと思われがちですが、プールや風呂など、水に入ったことだけでうつることはありませんし、ただ手で触っただけでもうつらないのです。

直接、頭が接触する、あるいはタオルや櫛など、物を介してうつる場合がほとんどです。

頭しらみに感染している子供と一緒に遊んだり、お昼寝をしていて頭と頭が接触したりするときにうつると考えられます。

また、プールなどで同じタオルを使ったり、帽子の貸し借りをしたりすることでもうつります。

しらみは飛んだり跳ねたりしませんから、感染することにあまり神経質にならず、しらみの性質をよく理解し、注意すれば感染の広まりを防ぐことは容易です。


頭しらみの発見と駆除方法

頭しらみが感染すると激しいかゆみが襲います。

子供が非常に痒がったりした時に髪の毛を調べた時、フケのような細かいものが見られたら、頭しらみの卵かもしれません。

フケはぱらぱらと落ちますが、頭しらみの卵はしっかり髪の毛についていますので、落ちません。

耳たぶの後や後頭部、長い髪の毛を縛っているときはその縛っているあたりを見てみます。

痒みは個人差がありますので、しらみがいてもあまり痒がらない場合もあります。

1人でシャンプーできる年齢のお子さんでも、時折大人がシャンプーをしてあげたり、髪の毛を見てあげるなどして、早く発見してあげるようにします。

頭しらみの卵が見つかったら駆除をします。

駆除効果のあるしらみとりシャンプーを使います。

シャンプーで成虫は駆除できますが、卵は固い殻に覆われていますので、効果があまりありません。

卵から孵る幼虫の駆除をするためには何回かシャンプーする必要があります。

それでも孵った後の卵の殻や死んだ卵が髪の毛に残りますので、これは専用の櫛で丁寧に取り除くようにします。

シャンプー時に使用したタオルや櫛などは、お湯につけて消毒します。そうすればそれを介して他の人にうつることはありません。


頭しらみの予防

学校や幼稚園などで頭しらみの発生があったら、感染しないよう、予防します。

しらみは物を介してうつりますから、タオル、帽子、櫛など、貸し借りをしないようにします。

また、一般のシャンプーはしらみとりの効果はありませんが、まめにシャンプーすることで、しらみが増える前に洗い流すことが出来、予防効果があります。

子供のシャンプーは子供に任せきりにせず、時折大人がシャンプーをしてあげるようにし、しらみが寄生しやすい耳の後ろや後頭部をきちんと洗うよう、正しいシャンプーの仕方を教えてあげてください。


今回のまとめ

再び増加!最近の頭しらみ事情
頭しらみとは
頭しらみがいるとどうなる?
頭しらみの発見と駆除方法
頭しらみの予防

SNSフォローボタン

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存