2歳から急に夜泣き?2歳になっても夜泣き?

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身体も心もスクスクと育っていく 2歳 頃。イヤイヤ期やトイレトレーニングなど様々な転換期でもあるこの年齢で意外と多いのが夜泣きです。

夜泣き は新生児などに見られるものと思われていますが、2歳を過ぎた頃からでも起きるのです。

そんな夜泣きの理由と心を落ち着かせる方法を紹介します。


赤ちゃんの夜泣きと子どもの夜泣き

まずは一般的な夜泣きと2歳児などに起こる夜泣きの区別をしていきましょう。

2つの違いはないように思えますが実は明確な理由も存在します。しかしながら不明確な部分が多いのも確かなことです。

「夜泣き」というのは子どもの頃に見られる理由の不明確(オムツが濡れている、お腹が空いている、安心できる人以外が側にいるなどではない状態)で覚醒後に泣いてしまう状態を言います。

そういった意味では一般的に知られる赤ちゃんの夜泣きは正確には「夜泣き」とは言わないのかも知れません。

<赤ちゃんの夜泣きは睡眠リズムによるもの>

私たちは勿論ライフスタイルによる差がありますが基本的には夜に寝て朝に起きる睡眠リズムになっていますね。

これは生まれた時からできているわけではありません。

お母さんの胎内から出てきて太陽や部屋の明かりの明暗などを受けながら少しずつリズムを形成していくものなのです。

新生児は特にそれが顕著に現れていて夜と朝の区別無く眠ったり起きたりを繰り返します。

起きる時には勿論お腹が空いてしまったり、オムツが濡れていたりと理由が分かる時もありますが、理由が分からない時が時折あり。

それが夜にくると私たちは「夜泣き」と言うのです。

少しだけ睡眠リズムに触れておくと、この睡眠リズムは日が経つ毎に1回の時間が長く、そして回数が減っていきます。

生後4ヶ月頃になると次第に体内時計が機能し始めるとされていて、まだ夜の睡眠が6時間ほどと長くは取れませんが昼寝と合わせての2回睡眠になっていきます。

そして半年を過ぎると次第に夜にたくさん眠って昼に少し眠るというリズムになります。

<子どもの夜泣きは心の成長!?>

赤ちゃんの夜泣きが終わってお母さんは一安心。

それからしばらく経った2歳頃から子どもの夜泣きが始まることが多いようです。

中には夜泣きを経験しない子もいれば3歳、4歳と少し大きくなってから始まる子もいて様々です。

では2歳頃からどんなことが子どもの身体の中で起こっているのかと言うと、「記憶」と「感情」という抽象的な面での発達が著しい時なのです。

もちろん生活面や身体面での成長もめざましい頃ですが「夜泣き」に関連する部分では記憶と感情が重要になります。

詳しくは次項で触れることにして、赤ちゃんの頃の夜泣きと子どもの夜泣きにはこんな違いがあったのです。

それが発達による副作用と表現したら良いのか、少し子どもにとっても大人にとっても不安になる形で現れるのが「夜泣き」だったのです。


記憶と感情の発達

<心理学から見る感情の発達>

少し神秘的な話をしましょう。私たちの身体は細胞が胎内で分裂を繰り返し胎児となり、生まれた後も細胞は分裂と破壊を繰り返して最終的に約60兆個もの細胞となります。

60兆個という膨大な数の細胞が出来て今ある身体の頭から指先まで、そして体内の器官や臓器、その他もろもろに分化して人間が出来ています。

実は私たちが普段から感じている「喜・怒・哀・楽」やその他の様々な複雑な感情も、ある感情から分化して出来たものだと言われています。

心理学では新生児は「興奮」という一つの感情のみであるという説があります。

それが3ヶ月頃には「快・興奮・不快」と分化して、生き残る為に必要な「不快」という感情が先行して「怒り・嫌忌・恐れ」に分化し、次第に「喜・怒・哀・楽や愛情、愛着」といった感情を感じるようになっていくのです。

その感情の完成がいつ頃なのかというと、2歳頃。そうちょうど「夜泣き」が始まる頃と一致するのです。

<記憶の整理は睡眠中に行われる>

人間は一日に7、8時間ほどの睡眠をとると言われています。

睡眠は疲れた身体を休める為と言われますが、実は疲れた脳を休ませる機能も担っています。

そしてあまり知られていない「記憶の整理」というもう一つの大きな機能も持っています。

その日に生活した中での出来事や感情、学習したこと、忘れたいこと、覚えていたいこと。

それらの情報を短期・中期・長期記憶などと呼ばれる記憶に振り分け、必要な情報は残し、不必要な情報を消去するということが睡眠中に行われているといいます。

一説には人間の見る夢は、この記憶の整理の過程で浮かんだイメージではないかとも言われています。

確かに一日の生活で起きた色々な出来事や感情などの情報が整理されていると考えたら支離滅裂なストーリーになっても納得がいきます。

<子どもの夜泣きは記憶と感情の発達によるもの>

本題に戻りましょう。つまり感情の分化が完了して日々の生活の中で色々な感情が身体で沸き起こるようになり、不安定な状態になりやすいのが2歳頃からになるのです。

私たち大人はそれらの感情に自分なりに対処する術を持っていますが2歳頃ではその対処も上手くはありません。

そして日中に溜まった感情や出来事の記憶が睡眠中に頭の中で支離滅裂なストーリーとなって整理されていきます。

ただでさえ不安定な状態でそんなことになれば眠りから醒めて泣いてしまってもおかしくはないですよね。

「夜泣き」という出来事にも子どもの成長は沢山詰まっています。

そして更に成長をすることで色んな感情に対する対処が上手くなったり、記憶の整理に邪魔されずに深い眠りに入れるようになったりと、それは次第に消失していきます。


夜泣きの時のリラックス法

<子どもを安心させる方法>

まずは子どもに「私はここにいるよ」と抱きしめてあげてください。不安定な感情の中で泣いている子どもにとってお母さんやお父さんの存在や温もりというのは何者にも勝る安心となります。

声を掛けながらたどたどしくも何かを伝えようとしていたら話に耳を傾けてあげると良いでしょう。

それこそ支離滅裂なことを言うかもしれませんが

「怖かったね」

「不安だったんだね」

「それで泣いちゃったんだね」

「大丈夫だよ」と声をかけます。

子どもは自分の気持ちを上手く外に出すことができないので、代わりに言葉にして外に出してあげましょう。

すると同時に子どもは自分の気持ちを認めてもらえたと感じて安心します。

それでも泣き止まないときには少し気分転換をしましょう。

絵本や玩具で泣き止むなら少しだけさせてあげるのも良いでしょう。

泣いて起きてしまったとはいえまだ眠いはずですから、落ち着くまでの時間少しくらい遊んでも完全に起きてしまうことはありません。

落ち着いてきて、眠そうになったらもう一度寝かしつけてあげます。

<イライラしてしまった時には>

子どもの夜泣きは親の睡眠リズムなど関係なくやってきます。

それが数日で終われば良いのですが、続くと体力的にも精神的にも疲れてしまってイライラしてしまう時もあるでしょう。

そんな時には自分なりのリラックス法を探しておきましょう。

手軽に出来て、ある程度の即効性が認められる手段としてお勧めしたいのはアロマとハーブティーです。

アロマやハーブティーには心身をリラックスさせる効果などがあります。ハーブティーは味や香りなどに好みが分かれやすいので効能なども聞きながら自分の好きな物を用意しておくと良いでしょう。

アロマは香り成分だけでもリラックス効果がありますが、精油を使う場合にはより多くの効能が期待できます。

精油の場合には赤ちゃんには効能が強すぎる物もあったりするので、赤ちゃんが眠る部屋意外で使ったり、赤ちゃんのいる部屋では香り成分だけのもので代用すると良いでしょう。

どちらも夜にさっと出せる場所に置いておいて、夜泣きの時など心がどうしても不安定になりそうな時に試してみてはいかがでしょうか。

夜泣きは一生続くものではありません。

それでも数日も続けば親も子も不安定になってしまうでしょうから、上手な付き合いをしながら時にはお父さんと交代したり、息抜きもしながら付き合っていきましょう。


まとめ

2歳から急に夜泣き?2歳になっても夜泣き?
赤ちゃんの夜泣きと子どもの夜泣き
記憶と感情の発達
夜泣きの時のリラックス法

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